Release Notes
Table Of Contents
- Red Hat Enterprise Linux 8を実行しているDell EMC PowerEdgeシステム リリース ノート
- リリースの概要
- 互換性
- RHEL 8リリースでの新機能と拡張機能
- 重要なメモ
- 修正
- dmesgがシステム起動中に完全性測定アーキテクチャ(IMA)ドライバー関連のメッセージを表示する
- 再起動するごとにネットワーク インターフェイス名が変更される
- Red Hat Enterprise Linuxバージョン8のインストール ウィザードで重複したボンディング インターフェイスが作成される
- AMD Romeプロセッサーを搭載したサーバーで、dmesgにCCP初期化失敗のメッセージが表示される
- AMD Romeプロセッサー搭載のPowerEdgeサーバーにおいて、複数のホットプラグ実行後にNVMeドライブの検出に失敗する
- 起動中にオペレーティング システムがdracutシェルに入る
- SR-IOV対応QLogicカードを搭載したまま再起動するとシステムがクラッシュする
- システムの再起動後にディスク データ フォーマット(DDF)デバイスが/proc/mdstatにリストされない
- NVMeファームウェアのアップデートをnvme-cliユーティリティーを使用して実行するとdmesgにエラーが表示される
- 致命的なエラーBDF 02:00.0がBCM574xx NICで検出される
- ホットプラグ後にNVMeデバイスが検出されない
- Linuxオペレーティング システムがIntel x710カードを検出できない
- dmidecodeを実行するとSMBIOSシステム スロットのSlot TypeとSlot LengthがOUT OF SPECであると表示される
- FC LUNではカスタム パーティションの作成が失敗する
- Mellanox CX-4およびCX-5アダプターを装着したiSCSIを用いてシステムを起動すると、システムが「csum failure」メッセージをレポートする
- 致命的なハードウェア エラーが原因でRed Hat Enterprise Linux 8でカーネル パニックが発生する
- 既知の問題
- Dell Controlled Turbo機能が機能しない
- RHEL 8.3を再起動するとNetworkManagerサービスのステータスがアクティブにならないことがある
- -wipesignature -yesパラメーターが渡されると、lvcreateコマンドがユーザーからの応答を要求する
- Dmesgおよび/var/log/messagesにAMD-Vi関連のメッセージが表示される
- Dell PowerEdge iDRAC仮想コンソールでCaps Lockキーを押してもその操作が登録されない
- Inst.stage2=hdブート オプションのみを使用すると、RHEL 8.3インストーラーがソース インストール リポジトリーを自動的に見つけられない
- オペレーティング システムのインストール時に、mdmonitorサービスにエラーが表示される
- systemctl statusコマンドに対する出力でステータスが「thawing」と表示される
- dmidecodeユーティリティーでPCIe Gen 4 NVMeスロットのスロット タイプが
と表示される - dmesgに表示されるAdvanced Configuration and Power Interface(ACPI)エラー メッセージ
- OEMDRVドライブにあるドライバーがオペレーティング システムのインストール時にインストールされない
- Red Hat Enterprise Linux 8で、Mellanox IBデバイスが間違ったデバイス カテゴリーにリストされる
- lspciユーティリティーがQLogic QLE2692アダプターから重要プロダクト データ(VPD)を読み取れない
- アウトオブボックス ドライバーをRed Hat Enterprise Linux 8.xにインストール中に、ドライバーの依存関係が一致しないというエラーが報告される
- Red Hat Enterprise Linux 8.1で、dmesgがTPMおよびNVDIMM関連のメッセージを表示する
- NVMeデバイスのスロットの電源をオフにしてデバイスを外したとき、リンクアップ メッセージが表示される
- Mellanox InfiniBandアダプターがBluetoothにリストされる
- ネットワーク インターフェイスをDHCPに設定しているが、iscsiadmの出力ではiface.bootprotoフィールドがSTATICになっている
- システムを再起動すると、再起動プロセスの終了時にシステムが応答しなくなる
- [正常なシャットダウン]オプションを選択しても、サーバーの電源ボタンを押しても、RHEL 8をシャットダウンできない
- RHEL 8において、Broadcom BCM57XXX NIC経由で接続されたFCoE LUNが検出されない
- RHEL 8のインストール中にiSCSI LUNが検出されない
- Emulex OneConnectカードを搭載したシステムでRHEL 8のインストールが失敗する
- ランレベルの切り替えに失敗する
- 制限
- リソースとサポート
- Dell EMC へのお問い合わせ
アウトオブボックス ドライバーを Red Hat Enterprise
Linux 8.x にインストール中に、ドライバーの依存関係が一
致しないというエラーが報告される
説明: オペレーティング システムのインストール時にアウトオブボックス(OOB)ドライバーをインストールする
ために、 inst.dd を使用してインストールを行う(フラッシュ ドライブ、ドライバー パッケージ、HTTP、
NFS、FTP)と、ドライバーの依存関係が一致しないというエラーが表示されます。オペレーティング システ
ムがアウトオブボックス(OOB)ドライバーを使用する初回のインストール以後は、この依存関係のエラー
は表示されません。この問題は業界全体の問題であり、Dell EMC PowerEdge サーバーに限った問題ではあり
ません。
対象: Red Hat Enterprise Linux 8 以降
対策: インボックス バージョンの OOB ドライバーのインストールをブロックします。
影響を受けるシス
テム:
Dell EMC PowerEdge yx4x および yx5x サーバー
トラッキング番号: 176624
Red Hat Enterprise Linux 8.1 で、dmesg が TPM および
NVDIMM 関連のメッセージを表示する
説明: TPM 2.0 チップを有効にして Red Hat Enterprise Linux バージョン 8.1 を起動すると、dmesg が次のメッセージ
を var/log/message に表示します。
No TPM handle discovered.
failed to open file /etc/ndctl/keys/nvdimm-master.blob: No such file or
directory
システム BIOS で有効にしている場合、TPM チップの機能には影響しません。これは表示上の問題であり、
無視してかまいません。
対象: Red Hat Enterprise Linux 8.1 以降
影響を受けるシス
テム:
Dell EMC PowerEdge yx4x および yx5x サーバー
トラッキング番号: 164988
NVMe デバイスのスロットの電源をオフにしてデバイス
を外したとき、リンクアップ メッセージが表示される
説
明:
次のコマンドを実行し、NVMe デバイスのスロットの電源をオフにしてデバイスを外すと、「Link Up」のメ
ッセージが dmesg ログに表示されます。
echo 0 > /sys/bus/pci/slots/<slot number>/power
デバイスは外されているため、ここで表示されるべきメッセージは「Link Down」です。
対象: Red Hat Enterprise Linux 8.0 以降
原因: この問題は、pciehp ドライバーの問題が原因で発生します。
対策: この問題は表示上の問題であり、無視してかまいません。NVMe デバイスは、スロットに接続すると認識さ
れます。
22 既知の問題