Users Guide
または
"gnome-tweak-tool" コマンドを実行してから、電源ボタンを押したときのアクションとして 電源設定サスペンドおよ
び電源ボタンアクション を選択します。
• ルート権限を使用して、次のコマンドを実行します。
a gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.power button-power
shutdown
または
gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.power power-button-
action 'interactive'
b dconf update
• 次の手順を実行してデフォルトの動作を変更します。
a /etc/dconf/db/local.d/01-power を使用して次の内容のファイルを作成します。
[org/gnome/settings-daemon/plugins/power]
button-sleep='nothing'
button-suspend='nothing'
button-hibernate='nothing'
button-power='shutdown'
b /etc/dconf/db/local.d/locks/01-power を使用して次の内容のファイルを作成します。
/org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-sleep
/org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-suspend
/org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-hibernate
/org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-power
c 次のコマンドを実行します。dconf update
d システム全体の設定を有効にするには、ログアウトして再度ログインする必要があります。
メモ: 上記の回避策は、システムがロックされていると機能しない場合があります。GNOME は、システムがロックされているときの偶発的なシャ
ットダウンを防止します。セキュリティ上の注意事項として、ユーザーがアクティブで
OS にログインしている場合を除き、GNOME は、iDRAC な
どの任意のシステム管理インターフェイスからのシャットダウンまたは電源ボタンを押すことなど、すべての電源関連のアクションを許可しません。
メモ: 前述の手順は RHEL 7.4 には適用されません。RHEL 7.4 での回避策は、acpid パッケージをインストールし、/etc/acpi/actions/
power.sh の内容を次の内容に置き換えることです。
#!/bin/sh
PATH=/usr/sbin:/usr/bin
shutdown -h now
Red Hat Enterprise Linux 7 で OMSA サービスを開始す
るとカーネルパニックが発生する
説明: Red Hat Enterprise Linux 7 で OpenManage Server Administrator(OMSA)サービスを開始すると、カーネルパニックが発
生します。
対象:
Red Hat Enterprise Linux 7.0
原因: カーネルは、カーネルタイマー機能のサービスにより長い時間を費やし、他のコードがタイマーハードウェア(APIC タイマー)をリ
セットしないようにフラグを設定する場合があります。このとき、カーネルは、カーネルタイマー機能を実行するため、タイマーハー
ドウェアを最大
100 ms のタイムアウト用にプログラムします。このフラグは次回のタイマーハードウェア中断時にクリアされます
が、カーネルにはひとつの特定のコードパスでこのフラグが無視される可能性があるバグがあります。フラグが無視されると、タイマ
ーハードウェアが誤ったタイムアウト値で設定される場合があります。この不正タイムアウト値は 10 秒以上になり得、この時間
中カーネルタイマー機能は実行されません。
インストールする前の問題または制限
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