Release Notes
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.3
原因: SPS ファームウェアを使用する Sunrise Point PCH では、チップセットで mei_me ドライバが予測している実
行中の MEI インタフェースは表示されません。
対策: 表面上の問題だけなので、このエラーメッセージは無視してかまいません。
Intel - Sage Flat - iSCSI LUN が Red Hat Enterprise
Linux 7 OS のインストール中に検出されない
説明: Intel-X550 カードを経由した iSCSI LUN での Red Hat Enterprise Linux 7.3 のインストールでは、iSCSI LUN を
自動検出できません。インストールが失敗する可能性があります。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.3、7.4、および 7.5
原因:
インタフェースに 稼働中 と表示され、キャリアなし と 2 秒間表示される場合、dracut がインタフェース起
動の待機時間を誤って 7 秒から 5 秒へ短縮しています。欠落している 2 秒間は、インタフェースは LUN 検
出できない可能性があるため接続されていないことを前提として、Dracut に誘導されます。
対策: 起動時だけでなくインストール時にも、rd.net.timeout.carrier=7 起動パラメータを使用します。
ウォッチドッグタイマー機能が Red Hat Enterprise Linux
7.2 で動作しない
説明:
Skylake DT プロセッサのチップセットに搭載されたウォッチドッグタイマーが Red Hat Enterprise Linux 7.2
で有効になっていません
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.2
原因: Red Hat Enterprise Linux 7.2 は Skylake DT プロセッサの基本的なサポートを提供していました。Red Hat
Enterprise Linux 7.3 は Skylake DT プロセッサを完全にサポートします。その Red Hat Enterprise Linux 7.3 に
不明のデバイス ID が追加されています。
対策: 現在この問題に利用可能な対策はありません。
I/O の実行時に RAID 01 仮想ディスクでリカバリが起動し
ない
説明:
2 つのドライブを使用して RAID 01 マルチディスク(MD)アレイを作成し、それにホットスペアを追加しま
す。次に、ディスク IO ツールを使用して I/O 負荷をかけ、MD アレイに関連付けられているドライブの 1 つ
を外します。ホットスペアがアレイに自動的に追加され、リカバリまたは再同期が開始され、また速度が 0
KB/秒ではない必要があります。ただし、Red Hat Enterprise Linux 7.3 GA では、速度は 0 KB/秒です。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.3
原因: MD アレイは現在、再同期を高速化するためにファイルシステム I/O をスロットルしておらず、ファイルシ
ステム I/O を高速化するために再同期のみをスロットルしています。これにより、ファイルシステム I/O 要
求が繰り返され、再同期を無期限にブロックします。ディスク IO は高帯域幅で I/O を実行するため、MD は
I/O が終了するまで待機する必要があります。再同期を高速化する唯一の方法は、ファイルシステム I/O 負
荷を軽減することです。
対策: 現在この問題に利用可能な対策はありません。
既知の問題 31