Release Notes
原因: OEMDRV でドライバのプローブまたはキックスタートが高速で行われ、プローブが完了した後に OEMDRV
パーティションが列挙されるため、OEMDRV ドライブが検出されません。列挙される複数の周辺機器間の競
合により、この USB ドライブの列挙が遅くなります。
対策: カーネル起動パラメータコマンド inst.dd=LABEL=OEMDRV を実行します。USB が検出されるまで OS の
起動が保留されます。
VLAN を有効化した後で iSCSI を起動できない
説明: VLAN を有効化した後、Red Hat Enterprise Linux 7.2 で iSCSI を起動できません。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.2
原因:
Red Hat Enterprise Linux 7.2 は、ibft テーブルを使用して VLAN インタフェースを作成できません。
対策:
iSCSI を起動するには、カーネルコマンドラインにコマンド ip=ibft を追加します。
iSCSI インタフェースが Anaconda GUI に表示されない
説明: Anaconda GUI が iSCSI NIC を読み取り専用インタフェースとしているため、ネットワークインタフェースで
設定されている iSCSI が Anaconda GUI で表示されません。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.3
原因:
ユーザーは iSCSI ネットワークインタフェースを設定することができません。これは、Red Hat Enterprise
Linux 7.3 の動作の変更によるものです。
対策:
現在この問題に利用可能な対策はありません。
Mellanox-ConnectX-4 カードの SRIOV-VF を無効にする
と、ターミナルがハングアップする
説明: Mellanox-ConnectX-4 カードの SRIOV-VF を無効にすると、カーネル oops が発生してターミナルがハングア
ップします。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.3
原因:
Red Hat Enterprise Linux 7.3 カーネルの Mlx5 ドライバは、ConnectX-4 カードの SRIOV の基本的なサポートを
提供しています。Red Hat Enterprise Linux 7.3 でこの問題を修正するには、多くのアップストリーム Mlx5 パ
ッチを修正に含む必要があります。
対策:
Red Hat Enterprise Linux 7.3 で SRIOV VF を無効にするには、次のコマンドを実行します。
# modprobe -r mlx5_ib mlx5_core
# modprobe mlx5_core
メモ: この方法で SRIOV vfs を無効にすると、物理ポートが再起動します。
mei_me がハードウェアの起動失敗というメッセージを表
示する
説
明:
Skylake-DT プロセッサプラットフォームで Red Hat Enterprise Linux 7.3 を起動する際、少数のエラーメッセー
ジが画面に表示されます。
30 既知の問題