Release Notes
解決方法: Caps Lock の LED 機能を有効にするには、Red Hat Enterprise Linux 7.5 以降で、管理者が /etc/udev/
rules.d/99-kbd.rules を使用して次の内容の設定ファイルを作成し、その後システムを再起動する必要
があります。
ACTION=="add", SUBSYSTEM=="leds",
ENV{DEVPATH}=="*/input*::capslock",
ATTR{trigger}="kbd-ctrlllock"
メモ: この解決方法は、Red Hat Enterprise Linux 7.5 にのみ該当します。
Red Hat Enterprise Linux 7 が誤ったようこそメッセージ
を表示する
説明: Red Hat Enterprise Linux 7.x のインストール中に、ようこそメッセージに誤ったバリアントが表示されます。
例:Welcome to Red Hat Enterprise Linux Client 7.3 (Maipo)。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.0、7.1、7.2、7.3、7.4、および 7.5
原因: この問題は、Red Hat の ISO 構築環境での誤った参照が原因で発生します。
対策: 機能損失はないため、このエラーメッセージは無視してかまいません。
デフォルトドライバ搭載の QLogic QL4xxx カードで
iSCSI をインストールすると、Red Hat Enterprise Linux
7.4 に黒い画面が表示される
説明: デフォルトドライバ搭載の QLogic ネットワーク(QL4xxx)カードに接続されている iSCSI LUN に Red Hat
Enterprise Linux 7.4 を正常にインストールした後、システムがログインせずに黒い画面を表示されます。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.4
原因: /usr/libexec/iscsi-mark-root-node のスクリプトに qedi transport パッチがありません。
対策: スクリプトに次の変更を行います。
>> if [ "$transport" = bnx2i ];
を次のように変更します。
>> if [ "$transport" = bnx2i ] || ["$transport" = qedi ];
Intel X-550 カード搭載の Red Hat Enterprise Linux 7 の
インストール中に iSCSI LUN を検出できない
説
明:
Intel-X550 カードを経由した iSCSI LUN での Red Hat Enterprise Linux 7.3 および 7.4 のインストールでは、
iSCSI LUN を自動的に検出できません。インストールが失敗する可能性があります。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.3、7.4、および 7.5
原因:
dracut は、インタフェースに 稼働中 と表示されているが キャリアなし と 2 秒間表示されるケースでは、イ
ンタフェースの実行待機時間を 7 秒から 5 秒へ短縮しました。2 秒間短縮したことで、dracut はインタフェ
ースが接続されていないと見なし、LUN を検出できません。
26 既知の問題