Release Notes
BIOS で[OS Watchdog Timer]オプションが有効になっ
ている場合、チップセット ウォッチドッグ デバイスが作成
されない
説明: Dell EMC PowerEdge T140、R240、T340 サーバーでは、BIOS で OS ウォッチドッグ タイマーが有効になって
いる場合、ウォッチドッグ デバイス ノードは作成されず、ウォッチドッグは実行されません。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.5
原因: これらのプラットフォームのために、Intel は iTCO を WDAT ウォッチドッグに置き換えました。ただし、
WDAT は RHEL 7.5 ではサポートされていません。
対策: これらのシステムでは、BMC ウォッチドッグを使用してください。システムのセットアップ方法の詳細に
ついては、www.dell.com/support/article/sln312339 を参照してください。
QLogic カードを VLAN over Bond で構成したシステムで
は、シャットダウンまたは再起動が失敗する
説明: QLogic カードの 2 つのポートで VLAN over Bond を作成した後、システムを再起動すると、再起動プロセス
が停止し、次のエラー メッセージが表示されます。
unregister_netdevice: waiting for <Network-Interface> to become free. Usage
count = 2.
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.5
原因: NetDevice の登録を解除する前に、RDMA デバイスを削除していない場合、NetDevice の登録解除プロセス
は、使用状況のカウントが解放されるまで一時停止されます。したがって、システムは再起動に対する応答
を停止します。
解決方法: カーネルを kernel-3.10.0-862.10.1.el7 以降にアップグレードします。
対策: システムを再起動する前に、Bond インターフェイスをダウンさせます。詳細については、
www.access.redhat.com/solutions/3438871 を参照してください。
NetworkManager がボンド インターフェイスに作成され
た VLAN インターフェイスを起動できない
説明: nm-connection-editor を使用して、VLAN インターフェイスをボンド インターフェイスに作成すると、
NetworkManger の毎回の起動時にインターフェイスを起動できません。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.5
原因: NetworkManager は、親デバイスを管理しない場合、子の接続を自動的にアクティブ化できません。システ
ムの起動中、NetworkManager は VLAN 接続の親デバイスを探し、管理されていないボンドをスキップしま
す。そのため、VLAN インターフェイスのアクティブ化に失敗します。
解決方法: NetworkManager を NetworkManager-1.10.2-14.el7 以降にアップグレードします。
対策: システムを起動後に、nm-connection-editor を使用して、ボンド インターフェイス上に VLAN の設定を
再度保存し、インターフェイスを起動します。nmcli ユーティリティを使用して、ボンド上に VLAN の設定を
作成することもできます。
既知の問題 21