Release Notes
• OpenManage Server Administrator のアイコンをデスクトップのどこにも移動できない
• ras-mc-ctl コマンドにエラーメッセージに関連する DIMM ラベルが表示される
Dell EMC OpenManage Storage Services ユーティリティ
ーで仮想ディスクの再設定に失敗する
説明: Dell EMC OpenManage Storage Services ユーティリティーで、PERC H755 または PERC H755N カードに接続
されている仮想ディスクの再設定に失敗します。dmesg に次のメッセージが表示されます。
megaraid_sas 0000:01:00.0: Failed to alloc kernel SGL buffer for IOCTL
megaraid_sas 0000:01:00.0: Failed to alloc kernel SGL buffer for IOCTL
この問題は、PERC H755 または PERC H755N カードおよび Mellanox ConnextX-5 NIC が接続された Dell EMC
PowerEdge R6525 サーバーで発生します。この問題は、オペレーティング システムが上位メモリーを使用す
るほどの状況にある場合に発生する可能性があります。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.9
対策: Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)から仮想ディスクを再設定します。
影響を受けるシス
テム:
Dell EMC PowerEdge R6525
トラッキング番号: 183631
dmidecode ユーティリティーで PCIe Gen 4 NVMe スロッ
トのスロット タイプが<OUT OF SPEC>と表示される
説明: dmidecode ユーティリティーの Type 9 レコードの[スロット タイプ]フィールドで、PCIe Generation 4 NVMe
スロットが<OUT OF SPEC>と表示されます。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.6 以降
原因: dmidecode ユーティリティーは、システム管理 BIOS(SMBIOS)バージョン 3.4 で定義された 0x24 のスロッ
ト タイプ値をサポートしていません。
影響を受けるシス
テム:
Dell EMC PowerEdge R6515、Dell EMC PowerEdge R7515、Dell EMC PowerEdge R6525、Dell EMC PowerEdge
R7525、および Dell EMC PowerEdge C6525。
トラッキング番号: 171943
DIMM が 20 枚取り付けられているサーバーで多量の I/O
操作を行うと、オペレーティング システムがクラッシュす
る
説
明:
DIMM が 20 枚取り付けられているサーバーでメモリーとハード ドライブの両方を対象とする I/O 操作を多
量に行うと、オペレーティング システムがクラッシュします。詳細については、Red Hat Enterprise Linux の
ナレッジベース記事 5486951 を参照してください。
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.8 以降
原因: この問題は、move_freepages 関数が原因で発生します。この関数は、エンド ページのフレーム番号の妥当性
をチェックしません。
対策:
該当なし。この問題は、メモリー モジュールが 20 枚取り付けられているサーバーで発生します。サーバーに
取り付けられているメモリー モジュールが 16 枚または 32 枚の場合には発生しません。
既知の問題 15