Release Notes

原因： 未設定の softhsm がある場合に発生します。
対策： 機能損失はないため、このエラーメッセージは無視してかまいません。
Red Hat Enterprise Linux 7 がトラッカーでクエリを検索
中にエラーメッセージを表示する
説明： Red Hat Enterprise Linux 7.4 のインストールに成功した後、［トラッカー］ でクエリを検索中に、システムが
次のエラーメッセージを /var/log/messages に表示します：
unable to create file '/run/user/0/dconf/user': Permission denied. dconf will
not work properly.
対象： Red Hat Enterprise Linux 7.3、7.4、および 7.5
原因： Tracker-Extract は ［トラッカー］ のモジュールの一つで、システム内のすべてのファイルからメタデータ
を抽出します。これが独自のキャッシュを誤って読み取ります。
対策： 機能損失はないため、このエラーメッセージは無視してかまいません。
NVMe ドライブモデルが parted で不明と表示される
説明： NVMe ドライブ搭載の Dell EMC PowerEdge サーバで、parted コマンドが NVMe ドライブモデルを
unknown として表示し、「unrecognized disk label」のエラーメッセージを表示します。
対象： Red Hat Enterprise Linux 7.4
原因： parted コマンドは、NVMe ドライブのモデル名を読み取りません。
対策： sysfs コマンドを使用して、NVMe ドライブのモデル名を読み取ります。
システムモニタが間違った CPU 数を表示する
説明： Dell EMC PowerEdge サーバの CPU 数が 60 を超える場合、［システムモニタ］ ツールに間違った CPU 数が
表示されます。
対象： Red Hat Enterprise Linux 7.4
原因： システムモニタの libgtop パッケージのメモリは最大 64 K ですが、/proc/cpuinfo の出力が 64 K 以上ある
ため、CPU 数が間違って表示されます。
対策： コマンドラインインタフェースで cat /proc/cpuinfo を入力すると、正しい CPU 数が取得できます。
Red Hat Enterprise Linux 7 のインストールでマシンチェ
ックエラーが発生する場合がある
説
明：
Red Hat Enterprise Linux 7.3 以降のインストールが成功した後、Red Hat Enterprise Linux 7.3 DVD からシステ
ムを再起動すると、システムは機能を停止し、マシンチェックエラーが発生します。
対象： Red Hat Enterprise Linux 7.3、7.4、および 7.5
原因： syslinux が初期化されていないポインターの逆参照を試みています。
対策： インストールの完了後、Red Hat Enterprise Linux 7.3 DVD を取り出してシステムを再起動します。
28 既知の問題