Red Hat Enterprise Linux 7 を実行している Dell EMC PowerEdge システム リリース ノート 2021 年 5 月 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2014-2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: リリースの概要........................................................................................................................ 7 バージョン.............................................................................................................................................................................7 リリース日.............................................................................................................................................................................7 優先度と推奨事項......
SR-IOV 対応 QLogic カードを搭載したまま再起動するとシステムがクラッシュする...................................... 21 dmidecode を実行すると SMBIOS システム スロットの Slot Type と Slot Length が OUT OF SPEC であ ると表示される..............................................................................................................................................................22 FC LUN ではカスタム パーティションの作成が失敗する....................................................................................... 22 ネットワーク インターフェイスを DHCP に設定しているが、iscsiadm の出力では iface.
Red Hat Enterprise Linux 7.3 に ACPI 警告が表示される............................................................................................35 Red Hat Enterprise Linux 7.3 が mcelog エラーメッセージを表示する................................................................... 35 IPv6 UEFI PXE をインストールできない...................................................................................................................... 35 Intel x520 FCoE での最初の起動がカーネルクラッシュで失敗する..................................................................
SR-IOV 仮想機能を Intel および Mellanox カードの両方で有効にすると、ネットワークデバイスの命名 規則が無効になる..........................................................................................................................................................47 Mellanox カードが対応するリンクモードを 40G として表示しません................................................................. 47 既存の btrfs パーティションがあるドライブに Red Hat Enterprise Linux 7 をインストールできない........... 47 syslog が network.service に関連するエラーを表示する ..............................................................
1 リリースの概要 トピック: • • • バージョン リリース日 優先度と推奨事項 バージョン 7.
2 互換性 トピック: システム構成の要件 • システム構成の要件 Red Hat Enterprise Linux のこのバージョンのシステム構成要件の詳細については、www.redhat.com/support でマニュアルを参照し てください。 メモリ 次の表は、Red Hat Enterprise Linux 7 の x86_64 アーキテクチャに対するシステム メモリー要件のリストです。 表 1.
3 RHEL 7.x リリースの新機能と拡張機能 RHEL 7.x の現在のリリースには、バグ修正が含まれています。 トピック: • インストールおよびアップグレード手順 インストールおよびアップグレード手順 Red Hat Enterprise Linux 7 のインストール、または以前のバージョンからのアップグレードについての情報は、https:// www.dell.com/operatingsystemmanuals の『インストール手順と重要な情報ガイド』を参照してください。 RHEL 7.
4 修正 トピック: • • • • • • • • • • • • mcelog ユーティリティーで、var/log/messages に「only decoding architectural errors」メッセージが記録される UEFI の起動中に内蔵 SATA 光学ドライブが空の場合、エラー メッセージが表示される MX9116N スイッチを再起動した後に FCoE セッションが再確立されない MD RAID のディスク ドライブの一部がインストーラーによってインストール先として表示されない Dell EMC OpenManage Storage Services ユーティリティーで仮想ディスクの再設定に失敗する DIMM が 20 枚取り付けられているサーバーで多量の I/O 操作を行うと、オペレーティング システムがクラッシュする Dell EMC Express Flash Enterprise NVMe CD6/CM6 デバイスがカーネルによって検出されない Dell EMC PowerEdge Express Flash Enterprise NVMe(AGN)デバイスがオペレーティング
影響を受けるシス テム: 特定の内蔵 SATA 光学ドライブ モデルをサポートする Dell EMC PowerEdge サーバー。 トラッキング番号: 189609 MX9116N スイッチを再起動した後に FCoE セッションが 再確立されない 説明: FCoE 用に設定された QLogic QL41000 シリーズ CNA デバイスを搭載した Dell EMC PowerEdge MX740C シ ステムでは、MX9116N スイッチを再起動すると FCoE セッションは自動的にリストアされません。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.7 以降 原因: スイッチの再起動シナリオの処理に関連する qedf ドライバーの問題 対策: 1. CNA FCoE ポートがマップされている MX9116N スイッチ ポートをフラッピングします。 2. 次のコマンドを実行して、FCoE セッションを再確立することができます。 rescan-scsi-bus.
dmesg には、次のメッセージも表示されます。 megaraid_sas 0000:01:00.0: Failed to alloc kernel SGL buffer for IOCTL megaraid_sas 0000:01:00.0: Failed to alloc kernel SGL buffer for IOCTL この問題は、オペレーティング システムが上位メモリーを使用するほどの状況にある場合に発生する可能性 があります。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
Dell EMC Express Flash Enterprise NVMe CD6/CM6 デ バイスがカーネルによって検出されない 説明: Dell EMC Express Flash Enterprise NVMe CD6/CM6 デバイスを、Red Hat Enterprise Linux を実行している Dell EMC PowerEdge サーバーに接続したとき、オペレーティング システムによって検出されません。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.6 以降 対策: システムのプロセッサー数が 256 以上の場合にのみ、インストール中およびインストール後にコマンドライ ン パラメーター「nr_cpus=255」を使用します。 解決方法: この問題は、RHEL 7.9 z-stream カーネル バージョン kernel-3.10.0-1160.13.1.el7 以降で解決されています。詳 細については、https://access.redhat.
影響を受けるシス テム: Dell EMC PowerEdge R6515、Dell EMC Power Edge R7515、Dell EMC PowerEdge R6525、Dell EMC PowerEdge R7525、Dell EMC PowerEdge C6525 トラッキング番号: 171534 Dell EMC PowerEdge Express Flash Enterprise NVMe Agnostic(AGN)デバイスを使うと、システムが応答を停 止する 説明: Dell EMC PowerEdge Express Flash Enterprise NVMe Agnostic(AGN)デバイスが、Red Hat Enterprise Linux 7.6 を実行している Dell EMC PowerEdge サーバーに接続されている場合、システム クラッシュが発生します。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
Red Hat Enterprise Linux 7.8 で Broadcom BCM57504 25 GB を使用すると、dmesg がエラー メッセージを表示 する 説明: システムの BIOS デバイス設定で NIC および RDMA モードが有効になっている場合、Broadcom BCM57504 25 GB アダプターを使用する Red Hat Enterprise Linux 7.8 の dmesg で、次のエラー メッセージが表示されま す。 [ 8.597987] bnxt_en 0000:01:00.0 em2: hwrm req_type 0x50 seq id 0x21 error 0x4 このメッセージは、RoCE が機能していないことを示しています。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.8 対策: Broadcom BCM57504 用の標準ドライバーをインストールします。 解決方法: この問題は、Red Hat Enterprise Linux 7.9、Red Hat Enterprise Linux 7.
5 重要なメモ 適用なし。 16 重要なメモ
6 既知の問題 トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • インテル E810 NIC インターフェイスが AMD Rome CPU ベースのシステムでは機能しない iDRAC で電力制限が有効になっているときに、acpi_pad のスレッドが期待どおりに生成されない Dell Controlled Turbo 機能が機能しない dmidecode ユーティリティーで PCIe Gen 4 NVMe スロットのスロット タイプがと表示される NVMe ディスクをホット挿入すると、アクセス ベクター キャッシュ(AVC)拒否メッセージが表示される インボックス ドライバーでは QLogic Gen7 Fibre Channel カードが検出されない Linux オペレーティング システムが Intel x710 カードを検出できない システムの再起動後にディスク データ フォーマット(DDF)デバイスが/proc/mdstat にリストされな
• • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • 18 iSCSI インタフェースが Anaconda GUI に表示されない Mellanox-ConnectX-4 カードの SRIOV-VF を無効にすると、ターミナルがハングアップする mei_me がハードウェアの起動失敗というメッセージを表示する Intel - Sage Flat - iSCSI LUN が Red Hat Enterprise Linux 7 OS のインストール中に検出されない ウォッチドッグタイマー機能が Red Hat Enterprise Linux 7.2 で動作しない I/O の実行時に RAID 01 仮想ディスクでリカバリが起動しない Red Hat Enterprise Linux 7.3 に ACPI 警告が表示される Red Hat Enterprise Linux 7.
• ras-mc-ctl コマンドにエラーメッセージに関連する DIMM ラベルが表示される インテル E810 NIC インターフェイスが AMD Rome CPU ベースのシステムでは機能しない 説明: 論理 CPU の数が 124 を超えると、AMD Rome CPU ベースのシステムでは、E810 NIC インターフェイスは機 能しません。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.9 対策: 論理 CPU の数が 124 を超えるシステムでは、この問題を解決するための回避策として、 「nr_cpus=124」カー ネル コマンド ライン パラメーターを渡すことができます。 メモ: 「nr_cpus=124」パラメーターを渡すと、論理 CPU コア数が大幅に減少することになります。 影響を受けるシス テム: この問題は、RHEL 7.9 z-stream カーネル バージョン kernel-3.10.0-1160.21.1.el7.
dmidecode ユーティリティーで PCIe Gen 4 NVMe スロ ットのスロット タイプがと表示される 説明: dmidecode ユーティリティーで、Type 9 レコードの[スロット タイプ]フィールドに、PCIe Generation 4 NVMe スロットが< OUT OF SPEC >と表示されます。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.6 以降 原因: dmidecode ユーティリティーは、システム管理 BIOS(SMBIOS)バージョン 3.
影響を受けるシス テム: Dell EMC PowerEdge yx4x および yx5x サーバー トラッキング番号: 152635 Linux オペレーティング システムが Intel x710 カードを検 出できない 説明: i40e インボックス ドライバーでは、Intel x710 NIC の検出機能が有効になりません。NIC の詳細については、 コマンド lspci を実行して確認できます。 コマンドの出力は以下のとおりです。 Ethernet controller: Intel Corporation Ethernet Controller x710 for 10GBASE-T Vendor ID: 8086 Device ID: 15FF 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
原因: システムのクラッシュは qede ドライバーの問題が原因で発生します。 回避策 システムを再起動する前に、SR-IOV を無効にします。SR-IOV を無効にするには、次のコマンドを実行しま す。 echo0 > /sys/class/net/network inteface name/device/sriov_numfs 詳細については、Red Hat のナレッジベース記事 4991311 を参照してください。 解決方法: この問題は Red Hat Enterprise Linux 7.
ネットワーク インターフェイスを DHCP に設定している が、iscsiadm の出力では iface.bootproto フィールドが STATIC になっている 説明: iSCSI でシステムを起動しており、iSCSI を構成している Emulex OneConnect デバイスが DHCP IP で設定さ れている場合、コマンド iscsiadm -m fw の出力では、 [iface.
トラッキング番号: 147387 NVDIMM のネームスペースを作成または変更できない 説明: NVDIMM のネームスペースを作成または変更できません。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.6 原因: Linux カーネルがデバイス固有のメソッド関数に送信したコマンドは、正しく変換されません。 解決方法: ネームスペースを作成または更新する前に、www.access.redhat.com から dd-nfit-3.10.0_957-1.el7_6.iso ドラ イバー アップデート パッケージをダウンロードし、システムにインストールしてください。詳細について は、Red Hat ナレッジ ベースの記事(www.access.redhat.
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.5 原因: NetworkManager は、親デバイスを管理しない場合、子の接続を自動的にアクティブ化できません。システ ムの起動中、NetworkManager は VLAN 接続の親デバイスを探し、管理されていないボンドをスキップしま す。そのため、VLAN インターフェイスのアクティブ化に失敗します。 解決方法: NetworkManager を NetworkManager-1.10.2-14.
FCoE 機能が QL41000 シリーズのアダプタで有効な場合 にカーネルパニックが発生する 説明: Red Hat Enterprise Linux 7.4 を Dell EMC の yx4x PowerEdge R7425、R7415、R6415 サーバーにインストール 中に、FCoE 機能が QL41000 シリーズのアダプターで有効になっていると、カーネル パニックが発生しま す。 対象: Dell EMC の yx4x PowerEdge R7425、R7415、R6415 サーバー上の Red Hat Enterprise Linux 7.
QL41xxx カードの NPAR-EP パーティションで NIC + RDMA が有効な場合に、qede ドライバのプローブに失敗 する 説明: Dell EMC の yx4x PowerEdge サーバーの場合、QL41xxx カードの NPAR-EP パーティションで [[NIC+RDMA]]が有効な場合、qede ドライバーのプローブに失敗します。 対象: ファームウェアバージョン 14.02.15 搭載 Red Hat Enterprise Linux 7.4 原因: NPAR-EP パーティションで[NIC + RDMA]を有効にすると、インボックス qed ドライバーのバージョン 8.10 にリソース不足が発生します。 対策: 解決方法: Dell EMC 提供の QLogic ドライバーのバージョン 8.23 を使用するか、またはパーティションで [[NIC+RDMA]]を無効にします。 www.access.redhat.
原因: 未設定の softhsm がある場合に発生します。 対策: 機能損失はないため、このエラーメッセージは無視してかまいません。 Red Hat Enterprise Linux 7 がトラッカーでクエリを検索 中にエラーメッセージを表示する Red Hat Enterprise Linux 7.4 のインストールに成功した後、 [トラッカー] でクエリを検索中に、システムが 次のエラーメッセージを /var/log/messages に表示します: 説明: unable to create file '/run/user/0/dconf/user': Permission denied. dconf will not work properly. 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.3、7.4、および 7.
Caps Lock の LED ステータスが CLI で常に消灯している 説明: コマンドラインインタフェース(CLI)で [Caps Lock] を押すと、機能は動作しますが LED ステータスは 点灯しません。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.1、7.2、7.3、7.4、および 7.5 原因: UTF-8 キーマップを使用している間は、Caps Lock オプションが有効になっても、Caps Lock LED は TTY モ ードで更新されません。 解決方法: Caps Lock の LED 機能を有効にするには、Red Hat Enterprise Linux 7.5 以降で、管理者が /etc/udev/ rules.d/99-kbd.
Intel X-550 カード搭載の Red Hat Enterprise Linux 7 の インストール中に iSCSI LUN を検出できない 説明: Intel-X550 カードを経由した iSCSI LUN での Red Hat Enterprise Linux 7.3 および 7.4 のインストールでは、 iSCSI LUN を自動的に検出できません。インストールが失敗する可能性があります。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.3、7.4、および 7.5 原因: dracut は、インタフェースに [稼働中] と表示されているが [キャリアなし] と 2 秒間表示されるケース では、インタフェースの実行待機時間を 7 秒から 5 秒へ短縮しました。2 秒間短縮したことで、dracut はイ ンタフェースが接続されていないと見なし、LUN を検出できません。 対策: 1. iSCSI のインストール中に、rd.iscsi.ibft=1 起動パラメーターのほかに、 rd.net.timeout.carrier=7 起動パラメーターを追加します 2.
2. /etc/dconf/db/local.d/locks/01-power を使用して次の内容のファイルを作成します。 /org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-sleep /org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-suspend /org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-hibernate /org/gnome/settings-daemon/plugins/power/button-power 3. コマンド dconf update を実行します。 4.
原因: GNOME デスクトップでは、Nautillus に「ウィンドウごとの」新しい通知システムがあります。ファイルを 1 つのウィンドウから別のウィンドウにコピーすると、ソースと宛先の両方のウィンドウに進捗バーが表示 されます。ただし、ファイルをデスクトップにコピーまたは移動すると、Nautilus パッケージはその機能を Nautilus に転送します。デスクトップ パッケージには UI 操作がないため、進行状況やステータスが表示され ません。ファイルのコピーまたは移動が成功しない場合は、エラー メッセージが表示されます。 対策: 表面的なエラーであるため、これらのエラーメッセージは無視してかまいません。 QL41xxx デバイスのプローブ中にリンクフラップのメッ セージが表示される 説明: RHEL 7.4 システムでは、QL41xxx デバイスのプローブ中に、リンクフラップメッセージが dmesg に表示され ます。多数のリンクアップおよびリンクダウンのメッセージが予期しない OS ログに表示されます。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
● [61531.872789] [qed_dbg_dump:6797(p1p1)]Collecting a debug feature ["igu_fifo"] 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.4 原因: デフォルトでは、デバッグメッセージはシステムログに表示されます。これらのメッセージは、プローブの 進行状況について通知します。 対策: 機能損失はないため、このエラーメッセージは無視してかまいません。 OEMDRV ドライブで使用するドライバが OS のインスト ール中にインストールされない 説明: OS のインストール中に、ドライバディスクをプローブする段階で RHEL が USB ドライブを列挙できない場 合があります。このため、LC/OEMDRV からのドライバがインストールされません。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
原因: Red Hat Enterprise Linux 7.3 カーネルの Mlx5 ドライバは、ConnectX-4 カードの SRIOV の基本的なサポート を提供しています。Red Hat Enterprise Linux 7.3 でこの問題を修正するには、多くのアップストリーム Mlx5 パッチを修正に含む必要があります。 対策: Red Hat Enterprise Linux 7.3 で SRIOV VF を無効にするには、次のコマンドを実行します。 # modprobe -r mlx5_ib mlx5_core # modprobe mlx5_core メモ: この方法で SRIOV vfs を無効にすると、物理ポートが再起動します。 mei_me がハードウェアの起動失敗というメッセージを表 示する 説明: Skylake-DT プロセッサプラットフォームで Red Hat Enterprise Linux 7.3 を起動する際、少数のエラーメッセ ージが画面に表示されます。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
I/O の実行時に RAID 01 仮想ディスクでリカバリが起動し ない 説明: 2 つのドライブを使用して RAID 01 マルチディスク(MD)アレイを作成し、それにホットスペアを追加しま す。次に、ディスク IO ツールを使用して I/O 負荷をかけ、MD アレイに関連付けられているドライブの 1 つ を外します。ホットスペアがアレイに自動的に追加され、リカバリまたは再同期が開始され、また速度が 0 KB/秒ではない必要があります。ただし、Red Hat Enterprise Linux 7.3 GA では、速度は 0 KB/秒です。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.3 原因: bootloader.efi is hardlinked grubx64.efi ハードリンクが原因で grub がブートローダー .efi ファイルをロードできず、grub シェルを呼び出せません。 現在この問題に利用可能な対策はありません。 対策: Intel x520 FCoE での最初の起動がカーネルクラッシュで 失敗する 説明: Intel-X520 カードを使用し FCoE LUN に Red Hat Enterprise Linux 7.2 をインストールした後、最初の起動がカ ーネルクラッシュで失敗します。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
原因: CoreTemp ドライバは Intel CPU に内蔵されたデジタル温度センサー(DTS)を読み取ることができます。 kernel-3.10.0-327.36.1.el7 では、CoreTemp ドライバは最大で 32 のコアしかサポートできません。そのため残 りのコアを追加できなくなります。 対策: 現在この問題に利用可能な対策はありません。 Turbostat に誤った情報が表示される 説明: Red Hat Enterprise Linux 7.2 の Turbostat ツールに、Intel Xeon Phi プロセッサ 72xx 製品シリーズの [Cstates] および [%Busy] パラメータに関して誤った情報が表示されます。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.2 原因: Red Hat Enterprise Linux 7.
原因: ConnectX-4 ベースのデバイスでは、ConnectX-3 デバイスと異なり各物理ポートに専用の Peripheral Component Interconnect(PCI)機能があります。 ConnectX-4 ポート dev_port は、それぞれ PCI b/d/f として設定されていません。dev_ports ポートに は、専用の物理ポートがあります。mix 文字列 biosdevname のチェック中に、両方の dev_ports の値が 0 のため、名前が間違って表示されます。 対策: 起動パラメータ “biosdevname=0” を追加することで、biosdevname を無効にします。 このコマンドで Red Hat Enterprise Linux 7.
Red Hat Enterprise Linux 7 がネットワークサービス関連 のエラーメッセージを var/log/messages に表示する 説明: idrac-usb-nic が Red Hat Enterprise Linux 7 のインストール中に有効化されると、システムがネットワー クサービス関連のエラーメッセージを var/log/messages に表示します。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
対象: Red Hat Enterprise Linux 7.2 原因: OMSA は Web サービスの openwsman および sfcb を cim ブローカーとして使用し、ローカルソケットを使 用して接続します。SELinux ポリシーでは sfcb がこのソケットに書き込むことを許可していません。 対策: sfcb の SELinux ポリシーを追加して、ローカルソケットにアクセスします。 Red Hat Enterprise Linux 7.2 が dmesg ログに警告メッ セージを表示する 説明: Red Hat Enterprise Linux 7.2 で、システムが dmesg ログに次の警告メッセージを表示します:「 Your BIOS is broken and requested that x2apic be disabled(BIOS が破損し、 x2apic を無効にする ように求められています)」 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
対策: iDRAC を使用して手動で再起動するか、または物理的にシステムをリセットします。 Red Hat Enterprise Linux 7 が FCoE 起動中に unknown netevent のメッセージを表示する 説明: FCoE LUN にインストールした Red Hat Enterprise Linux 7 の起動中に、システムが Unknown netevent 5 のメッセージを /var/log/messages ログファイルに表示します。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
iSCSI LUN での正常なインストール後、Red Hat Enterprise Linux 7 を再起動できない 説明: iSCSI LUN での正常なインストール後、iSCSI アダプタのネットワーク設定が静的 IP に設定されていると、 Red Hat Enterprise Linux 7 を再起動できません。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.0 原因: 再起動中、システムがターゲットの静的 IP を認識しません。 対策: クライアントの IP アドレスで iSCSI を使用して /boot/grub2/grub.
100 ミリ秒のタイムアウトを設定します。次回のタイマー ハードウェアの割り込みでは、このフラグがクリ アされます。ただし、カーネルでは、1 つの特定コード パスでこのフラグが無視されるというバグが見つか っています。このバグで不具合が生じると、タイマー ハードウェアは、誤ったタイムアウト値に設定される 可能性があります。この誤ったタイムアウト値は 10 秒以上になることがあり、この時間中、カーネル タイ マー機能が実行されないことになります。 対策: カーネルを Z-stream カーネルにアップデートします。 仮想ディスクが初期化されていないときに Red Hat Enterprise Linux 7 を 4k セクタのハードドライブにイン ストールできない 説明: Red Hat Enterprise Linux 7 を 4k セクタのハードドライブ上に作成された RAID 0 ボリュームにインストール している最中に、 [setting up the installation environment] (インストール環境をセットアップしています)と いうメッセージと不明のエラーが表示されます。
原因: ページ検索表が NX フラグでマークされているため、ページの実行中にページフォールトが発生していま す。 対策: [Execute Disable] オプションは、BIOS で無効化しないでください。またはデフォルトの BIOS 設定を使用 します。 UEFI モードで Red Hat Enterprise Linux 7 をインストー ルできない 説明: Red Hat Enterprise Linux 7 のインストール中、Anaconda インストーラーが UEFI モードで EFIbootmgr を使 用するブート エントリーを作成できません。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.0 原因: ハード ドライブ C:(BIOS の下)のブート変数が 1,024 バイトを超える場合、EFIbootmgr は、UEFI ブート エントリーを作成できません。これは既知の制限事項です。 対策: 1. Hard Drive C:の下に表示されている起動可能なデバイス(F11 オプションの下の BIOS に一覧表示さ れる)をすべて取り外します。 2.
対策: 再起動する前に、Mlx4_ib ドライバがアンロードされていることを確認します。 起動中に PCIeSSD が不正確な pciehp メッセージを報告 する 説明: Red Hat Enterprise Linux 7 の起動中に、ホットプラグ アクティビティがない場合でも、次の pciehp 関連メッ セージが表示されます。pciehp 0000:82:05.0:pcie24: Device 0000:84:00.0 already exists at 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
原因: 1. shim は、shim がロードされている場所から GRUB をロードする必要がありますが、現在このチェック は行われません。 2. イメージのロードに責任のあるアンホックシステムサービスのポインタに対するチェックがないため ROSD が起こります。 対策: tftp サーバに有効なブート EFI が構成されていることを確認してください。 NVMe ドライバが予期されない取り外しと挿入に関する I/O エラーを報告しています 説明: NVMe ドライバが NVMe デバイスの予期しない取り外しと挿入に関する複数バッファの I/O エラーを報告 しています。Buffer I/O error on device nvme0n1, logical block 0 というエラーメッセー ジが表示されます。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
SR-IOV 仮想機能を Intel および Mellanox カードの両方で 有効にすると、ネットワークデバイスの命名規則が無効に なる 説明: 再起動中に、SR-IOV 仮想機能が Intel および Mellanox デバイスの両方の systemd によって同時に有効にさ れると、 biosdevname による命名規則がすべてのネットワークデバイス正確でない可能性があります。 適用先: Red Hat Enterprise Linux 7.0 原因: mlx4_core ドライバは、biosdevname を終了させるすべての VF のプローブにより多くの時間を費やして います。 対策: sysfs メソッドを使用して、Intel の SR-IOV を有効にします。 Mellanox カードが対応するリンクモードを 40G として表 示しません 説明: Mellanox 40G ネットワークカードが、対応するリンクモードを 40G として表示しないかわりに、10 G とし て表示します。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
OpenManage Server Administrator のアイコンをデスク トップのどこにも移動できない 説明: OpenManage Server Administrator アイコンをデスクトップ上のどこにも移動することはできません。 Error while copying というメッセージが表示されます。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.0 原因: ハード リンクされた.desktop ファイルに、適切に追加されたソース ファイルの情報がありません。 対策: 機能損失はないため、この問題は無視してかまいません。 ras-mc-ctl コマンドにエラーメッセージに関連する DIMM ラベルが表示される 説明: このコマンド ras-mc-ctl --print-labels を実行すると 、システムは No dimm labels for Dell Inc エラーを表示します。 対象: Red Hat Enterprise Linux 7.
7 制限 適用なし。 制限 49
8 リソースとサポート 本項では、お使いのサーバーの文書リソースに関する情報を提供します。 表 2. お使いのシステムのその他の文書リソース タスク 文書 場所 サーバーのセットアップ https://www.dell.com/poweredgemanuals ラックへのサーバーの取り付け についての情報は、お使いのラッ ク ソリューションに同梱のラッ ク マニュアルまたはお使いのサ ーバーに付属のスタートガイド を参照してください。 サーバーの起動と技術的仕様に https://www.dell.com/poweredgemanuals ついては、お使いのサーバーに同 梱のスタートガイドを参照して ください。 サーバーの設定 iDRAC 機能、iDRAC の設定と https://www.dell.com/idracmanuals iDRAC へのログイン、およびサー バーのリモート管理についての 情報は、統合された Dell Remote Access Configuration Tool ユーザ ーズ ガイドを参照してください。 オペレーティング システムのイ https://www.
表 2. お使いのシステムのその他の文書リソース (続き) タスク 文書 場所 の情報は、『Dell EMC www.dell.com/ openmanagemanuals > OpenManage Essentials ユーザー ズ ガイド』を参照してください。 https://www.dell.com/serviceabilitytools Dell SupportAssist のインストー ルおよび使用についての情報は、 『Dell EMC SupportAssist Enterprise ユーザー ガイド』を参 照してください。 Dell EMC Lifecycle Controller(LC) https://www.dell.com/idracmanuals の機能を理解するには、 『Lifecycle Controller ユーザーズ ガイド』を 参照してください。 パートナー プログラムのエンタ https://www.dell.
ドライバーとファームウェアのダウンロード お使いのシステムには、最新の BIOS、ドライバ、およびシステム管理ファームウェアをダウンロードしてインストールすることを お勧めします。 ドライバとファームウェアをダウンロードする前に、ウェブブラウザのキャッシュをクリアするようにしてください。 1. www.dell.com/support/drivers にアクセスします。 2. [[ドライバーおよびダウンロード]]セクションで、[[デルのサービス タグ、Dell EMC の Product ID(プロダクト ID)、または モデルを入力してください。]]テキスト ボックスにお使いのシステムのサービス タグを入力し、右矢印ボタンをクリックしま す。 メモ: サービス タグがない場合は、[[PC を検出]]をクリックして、システムにサービス タグを自動的に検出させます。 3. [[ドライバーおよびダウンロード]]をクリックします。 適用可能なダウンロードのリストが表示されます。 4.
9 Dell EMC へのお問い合わせ Dell EMC では、オンラインおよび電話によるサポートとサービス オプションをいくつかご用意しています。これらのサービスは 国、地域、製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。 Dell EMC のセールス、テクニカル サポート、カスタマー サービスに問い合わせる場合は、https://www.dell.