Owners Manual
IPMI コマンドがプロセッサの使用率を上昇させることがある
説明 IPMI 経由で管理されている PowerEdge システムでは、BMC に対して IPMI コマンドを発行すると、kipmid スレッドによるプ
ロセッサリソースの使用率が高くなる場合があります。
回避策
ipmi_si ドライバモジュールにオプション kipmid_max_busy_us を設定します。
このオプションは、次の行を持つファイル/etc/modprobe.d/ipmi.conf を作成し、ipmi_si モジュールを再ロードすることで設定
できます。
options ipmi_si kipmid_max_busy_us=300
UEFI モードでの Dell EMC ユーティリティ パーティションを使ったファ
ームウェア
アップデートが失敗することがある
説明 Red Hat Enterprise Linux 6 を UEFI モードで起動すると、DUP によるシステムの再起動後に DUP 経由のファームウェアアッ
プデートが失敗する場合があります。
回避策 ファームウェアのフラッシュを行う前に reboot=k カーネルコマンドラインオプションを使用してシステムを起動します。再起動後も
ファームウェアアップデートが失敗しないようにするには、このオプションを
/etc/grub.conf に追加します。
原因
DUP がファームウェアのフラッシュを有効にするには、ウォームシステムリセットが必要です。デフォルトでは、カーネルは UEFI モー
ドでコールドリセットを行います。
この問題は、オペレーティングシステムの将来のアップデートで解決される予定です。
DUP の詳細については、www.dell.com/manuals で『Dell EMC Update Packages ユーザーズ ガイド』を参照してください。
追加情報の入手
• 以下については www.dell.com/support を参照してください。
– 最新の BIOS およびファームウェアのバージョン
– Red Hat Enterprise Linux オペレーティング システムが実行されている Dell EMC ハードウェア専用のファイル
– Red Hat Enterprise Linux オペレーティング システムが実行されている Dell EMC ハードウェアに関する情報
• 追加情報は www.redhat.com/en/technologies/linux-platforms/enterprise-linux にあります。
• メーリング リストに登録するには、www.lists.us.dell.com にアクセスしてください。
• 同じ問題に関する投稿メッセージを検索するには、www.lists.us.dell.com/pipermail/linux-poweredge を参照してください。
• 詳細については、www.dell.com/community も参照してください。
インストール手順および重要情報
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