Owners Manual
Intel Multiport i350 rNDC と PCI アドイン アダプタを搭載したシス
テムが間違った/重複した MAC アドレスを報告する
説明
ネイティブ igb ドライバは、マルチポート i350 rNDC と PCI イドインアダプタのインタフェースについて間違った MAC ids を報告
します。これが原因で、インタフェース設定ファイル
ifcfg-ethN に正しくない HWADDR フィールドができます。
この問題は Dell EMC igb ドライバの最新バージョンでは解決済みです。この問題に対応するには、インストール中に
www.dell.com/support から最新のドライバ ディスクを使用してください。これにより、インターフェイス設定ファイルに正しい
MAC ID が書き込まれます。
回避策
インストール中に、Dell EMC DKMS ドライバをドライバ ディスクの形式で USB ドライブにロードします。Anaconda インストーラ
ーはそれらのドライバを使用して元のドライバをアップデートします。
ドライバをインストールするには、次の手順を実行します。
• インストール中:Dell EMC DKMS ドライバをドライバ ディスクの形式で USB ドライブにロードします。Anaconda インストー
ラーはそれらのドライバを使用して元のドライバをアップデートします。
• アップグレード中:インストール中に元のドライバを使用してネットワーク設定ファイルが作成されます。このため、設定ファイ
ルには誤った MAC アドレスが残ります。スクリプトディレクトリ /etc/syscong/network-scripts/ifcfg-* 内にあるすべて
の設定ファイルを削除し、サーバーを再起動してください。
Red Hat Network のアップデート後 tg3 ドライバに不具合が生じる
説明 KMOD ドライバがインストール済みの場合、Red Hat Enterprise Linux 6.1 を Red Hat Network(RHN)から新しいカーネ
ルにアップデートすると、
tg3 ドライバがネイティブバージョンに戻ります。
対策 この問題の修正プログラムは、将来の Red Hat Enterprise Linux アップデートで用意される予定です。
原因 tg3 ドライバは Red Hat が推奨する SPEC ファイル形式に準拠していません。
Red Hat Enterprise Linux 6.1 に GPGPU C2075 がインストールさ
れているとカーネルパニックが発生する
説明 Red Hat Enterprise Linux 6 に NVIDIA GPGPU コントローラをインストールすると、カーネルパニックが発生します。
メモ: ベーシックビデオドライバをインストールした場合には、カーネルパニックは発生しません。
回避策 問題を解決するには、次の手順を実行します。
1 ベーシックビデオドライバを実施するには、オペレーティングシステムのインストール時にカーネルパラメータ nomodeset を
指定します。
2 インストールが完了したら、ビデオドライバをインストールします。
3 downloads.dell.com から NVIDIA ドライバをインストールします。
原因 Red Hat Enterprise Linux 6 で GPGPU カードを使用する場合、NVIDIA nouveau オープンソースドライバは使えません。
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インストール手順および重要情報