Owners Manual
• yum utility を使用する。
システムを展開する前に、RHN サービスを利用してシステムソフトウェアを最新バージョンにアップデートすることをお勧めします。
重要情報
biosdevname ユーティリティ
Red Hat Enterprise Linux の以前のバージョンでは、OS によって割り当てられたインターフェイス名が、システム基板やアドイン ネットワーク アダプタの対
応するポートにマップしませんでした。たとえば、eth0 は必ずしもシステム基板の port0 と関連付ける必要はありません。
Red Hat Enterprise Linux 6.1 は biosdevname ユーティリティ に対応しています。biosdevname ユーティリティ を使用することで、オペレーティングシ
ステムはシステム基板またはアドインネットワークアダプタのそれぞれの物理ポートに
Ethernet インタフェース名を論理的に割り当て、マップすることができま
す。
新しい命名規則は次のとおりです。
Lan-On-
Motherboard(LOM)
インタフェース
em <ポート番号>
(ethernet-on-motherboard <1,2,..>)
PCI add-in interfaces
p<スロット番号>p<ポート番号>_<仮想関数インスタンス>
biosdevname utility と新しい命名スキームの詳細については、www.linux.dell.com/les/whitepapers を参照してください。
メモ: Red Hat Enterprise Linux 6.2 には Npar 機能が提供されています。
メモ: 新しい命名スキームを使用しない場合は、インストール中またはインストール後にカーネル コマンドライン パラメーター
biosdevname=0 をパスすることでオフにできます。サポートされている Dell EMC システムでは、新しい命名スキームはインストール時と実行
時にデフォルトで強制されます。
Red Hat Enterprise Linux でのネットワーク
Red Hat Enterprise Linux でのネットワークは、従来のネットワークスクリプトまたは NetworkManager を使用して管理できます。システムに関しては、イ
ンストール中に NetworkManager パッケージと NetworkManager-gnome パッケージの選択を解除しておきます。キックスタートインストールに関して
は、キックスタートファイル
ks.cfg に以下を追加します。
%packages
–NetworkManager
–NetworkManager–gnome
Broadcom 57810 の FCoE 機能対応の Red Hat Enterprise Linux
Broadcom 57810 はコンバージドネットワークコントローラであり、FCoE 機能に対応しています。
メモ: 10 GB イーサネットと iSCSI の機能に対するサポートは Broadcom 57810 で利用できます。
Broadcom 57810 で FCoE を有効にするには、ファームウェア バージョンが 7.2.11 以降であることを確認してください。最新のファームウェアは
www.dell.com/support からダウンロードできます。
インストール手順および重要情報
15