Users Guide

X Window が断続的に機能しなくなる
説明
接続されているクライアントが切断される、または acpid 設定ファイルが壊れた場合
は、常に acpid daemon がファイル記述子をリークします。これは X Window が断続的
に機能しなくなる原因となります。
対策
この問題は、Red Hat Enterprise Linux 5 Update 3 に提供されている acpid-1.0.4-7 package
を使用して解決できます。
最新のドライバを dell.com/support からダウンロードすることもできます。
DRAC 4P または DRAC 4I を使用する仮想メディアが Red Hat Enterprise Linux 5
Update 2
で認識されない
説明
Dell Remote Access ControllerDRAC4/P または DRAC 4/I が使用されている Dell
PowerEdge システムでは、必要なドライバが Red Hat Enterprise Linux 5 Update 2 に用意
されていないため、仮想メディアにアクセスできません。
メモ: DRAC をリセットした後に仮想メディアにアクセスするには、コンソールで
echo "scsi remove-single-device Y 0 0 0" /proc/scsi/scsi
echo "scsi add-single-device Y 0 0 0" /proc/scsi/scsi と入力し
て、
SCSI バスを再スキャンします。Y は仮想 CD デバイスの SCSI ホスト番号です。
この番号を見つけるには、/proc/scsi/scsi ファイルを読み、仮想 CD に対応する行
Host: scsiY を見つけます。
対策
dell.com/support ドライバとダウンロード セクションから最新のドライバをダウン
ロードしてください。
10G Base-T シングルポート Intel 82598AT アダプタ搭載のシステムでのインストー
ルが失敗する
説明
10G Base-T シングルポート Intel 82598AT アダプタ搭載の PowerEdge システムでの RHEL
5 アップデート 7 のインストールが失敗します。
対策
dell.com/support から最新のドライバをダウンロードして、インストールします。
原因
この問題は、NIC ドライバ内のスタックが壊れたためにカーネルパニックが発生し、
システムが反応しなくなった場合に発生します。
注意: 特定の Intel アダプタが取り付けられており、アダプタ用のネットワーク機能
が開始している場合、この問題は Red Hat Enterprise Linux 5 Update 2 がインストー
ル済みのシステムでも発生します。この環境では、ドライバに起因するカーネル
パニックのため、データが失われる可能性があります。
特定の iSCSI ターゲット iqn 名を使用した場合に iSCSI ブートが実行されない
説明
特定の iSCSI ターゲット iqn 名を使用した場合、リモート iSCSI LUN Red Hat
Enterprise Linux 5 Update 2 OS をインストールしたシステムが起動しない場合がありま
す。
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