Users Guide
対策
この問題は、EqualLogic アレイの IPv4 アドレスへの iSCSI セッションログインには影響
しません。
原因
この問題は、iSCSI イニシエータ内のエラーが IPv6 TargetAddress を処理できず、
EqualLogic アレイからリダイレクトするときに発生します。
Red Hat Enterprise Linux 5 Update 3 Xen カーネルでの CPU のソフトロックアップ
説明
Red Hat Enterprise Linux 5 Update 3 xen カーネルを実行しているシステムでは、Broadcom
BCM5709c 経由のネットワークトラフィックが、コールトレースのほかに CPU のソフ
トロックアップの原因となることがあります。その場合、システムが反応しなくなる
ことがあります。
対策
コマンド modprobe bnx2 disable_msi=1 を使用し、モジュールパラメータを
disable_msi=1 にして bnx2 ドライバをロードしてください。
AMD システムで USB がリセットする
説明
I/O 動作中に、次のメッセージが表示される場合があります。 usb 3-3.1: reset
low speed USB device using ehci_hcd and address
(usb 3-3.1: using
ehci_hcd とアドレスを使用して低速 USB デバイスをリセットしました)
原因
この問題は、低速または最高速デバイスが USB 2.0 ハブ経由で EHCI(Enhanced Host
Controller Interface)ハブに接続されていて、PowerNow! が有効な場合に発生します。
EHCI は分割トランザクションを開始しますが、メインメモリへのアクセス試行中に遅
延します。そのため、ハブ内のトランザクショントランスレータ(TT)がデータを破
棄するまで、EHCI は分割トランザクションを完了できません。
hid-core ドライバはこれらのトランザクションを再試行しますが、再試行が 1 秒以内に
成功しないと、デバイスがリセットされます。
ボンディングドライバが正常にアンロードされない
説明
rmmod bonding を使用してボンディングドライバをアンロードすると、アンロードが失
敗して次のエラーメッセージが表示される場合があります。
unregister_netdevice: waiting for bond0 to become free. Usage
count = 1. (unregister_netdevice: bond0 の解放を待機中。使用カウント = 1)
対策
IPv6 アドレスが使用されていない場合は、IPv6 モジュールをブラックリストに載せて
ください。
メモ: IPv6 モジュールをブラックリストに載せるには、install ipv6 /bin/true をディレ
クトリ /etc/modprobe.d/ 内のファイルに保存します。
原因 アンロードの失敗は、モジュールの終了パス内のリファレンスカウントリークが原因
です。
Red Hat Enterprise Linux 5 Update 3 で解決されている問題
本項では、Dell システムで Red Hat Enterprise Linux 5 Update 3 を使用する際に発生する問題とその解決方法や回
避方法について説明します。
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