Users Guide

3. 次へ をクリックします。
4. インストールの手順を画面の指示に従って実行し、GRUB の場所を選択する画面
まで進み、Configure Advanced Bootloader Options(ブートローダーの詳細オプショ
ンの設定)を選択します。
5. 次へ をクリックします。
6. Change Driver Order(ドライブ順序の変更)を選択します。
7. Disk Order(ディスクの順序)ウィンドウでディスクの順序を変更します。
8. OK をクリックし、OS のインストールを続行します。
原因
この問題が発生するのは、ハードドライブに複数の RAID が設定されているか、または
1 つの RAID ボリュームのほかに 1 台または 2 台の単独ディスクがコントローラに接続
されている場合です。
このシナリオでは、Red Hat Enterprise Linux 5 インストーラは間違ったハードドライブ
GRUB をインストールします。
Red Hat Enterprise Linux 5 Update 4 で解決されている問題
本項では、Dell システムで Red Hat Enterprise Linux 5 Update 4 を使用する際に発生する問題とその解決方法や回
避方法について説明します。
Red Hat Enterprise Linux 5 で電力上限が機能しない
説明
Red Hat Enterprise Linux 5 では、iDRACintegrated Dell Remote Access Controllerが、CPU
が動作できる最大周波数を限定することによって、システムが使用する最大電力を制
限できない場合があります。
対策
この問題は、Red Hat Enterprise Linux 5 アップデート 4 ErratumRHSA-2009-1670で修正
されています。
原因
この問題は、Red Hat Enterprise Linux 5 内の cpufreq ドライバの不具合が原因で発生しま
す。
チャネルボンディングと IPv6 でのカーネルパニック
説明
IPv6 アドレスとのボンディングを設定したシステムは、デッドロックとカーネルパニ
ックが発生するおそれがあります。ボンディングに適さない不正なスイッチ設定がさ
らなる原因となる場合があります。パニックは、サブネット内の IPv6 アドレスの重複
によってスイッチが混乱した時に発生します。
対策
1. ボンディング済みのインタフェースをスイッチの同じチャネルグループにまと
めます。
2. 次のコマンドを実行して IPv6 autoconf を無効にします。
# echo 0 > /proc/sys/net/ipv6/conf/all/accept_ra
# echo 0 > /proc/sys/net/ipv6/conf/all/autoconf
IPv6 経由による Dell EqualLogic ストレージアレイへの iSCSI ログインが失敗する
説明
iSCSI イニシエータによる EqualLogic iSCSI SAN アレイの IPv6 アドレスへのログインが
失敗する場合があります。
24