Users Guide

Intel Multiport i350 rNDC PCI アドインアダプタを搭載したシステムが間違った /
重複した MAC アドレスを報告する
説明
ネイティブ igb ドライバは、マルチポート i350 rNDC PCI イドインアダプタのインタ
フェースについて間違った MAC ids を報告します。
対策
この問題は Dell igb ドライバの最新バージョンでは解決済みです。この問題に対応す
るには、インストール中に dell.com/support からの最新ドライバディスクを使用してく
ださい。
ドライバをインストールするには、次の手順を実行します。
インストール中
Dell DKMS ドライバをドライバディスクの形式で USB ドライブにロードしま
す。anaconda インストーラはそれらのドライバを使用して元のドライバをア
ップデートします。
アップグレード中
インストール中に元のドライバを使用してネットワーク設定ファイルが作成
されます。このため、設定ファイルには誤った MAC アドレスが残ります。ス
クリプトディレクトリ /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-* 内にあるすべての設
定ファイルを削除し、サーバーを再起動してください。
詳細については、redhat.com/kb/docs/ で技術情報 DOC-6771 を参照してくださ
い。
追加のシナリオ
dell.com/support からの最新ドライバをインストールするとき、igb モジュールが /lib/
modules/<kernel version>/extra/ ディレクトリに置かれます。Red Hat Enterprise Linux 5
ップデート 7 errata カーネルにアップグレードすると、errata カーネルの
weak-updates
から Red Hat Enterprise Linux 5 アップデート 7 カーネルの extra ディレクトリへのシン
ボリックリンクが作成されます。
weak-updates モジュールの errata カーネルに対する優先度は、/etc/depmod.d/
depmod.conf.dist ファイルで定義されているとおり、ビルトインモジュールよりも低く
なっています。このため、システムが errata カーネルから起動するとき、Dell dkms
ジュールの代わりにビルトインモジュールがロードされ、errata カーネルのビルトイ
ンモジュールに問題がある場合は、その問題が再発します。この問題は、errata カー
ネルから起動する前に、igb モジュールのデフォルトモジュールロード検索優先度を上
書きすることによって回避することができます。
この問題は Red Hat Enterprise Linux 5 アップデート 8 で修正されています。
システムが起動中に断続的にハングする
説明
4x 10 コアのプロセッサ(ハイパースレッディング有効で 80 の論理 CPUを搭載した一
部のシステムは、起動中に断続的にハングします。通常のシステムでは、この問題は
1 時間以内に解消します。
対策
この問題は Red Hat Enterprise Linux 5 アップデート 8 で修正されています。
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