Users Guide
3– フ ァ イバーチ ャ ネルの設定
仮想ポー ト の設定 (
NPIV)
50 CU0354604-04 R
NPIV のサービス品質の設定
2600 Series Adapter ソリューションは、規格ベースのサービス品質 (QoS)を提供
し、 優先伝送が必要なアプ リ ケーシ ョ ンのために高品質なパフ ォ ーマン スを確保し ます。
QLogic QoS ソリューションは、QoS レベルの仮想ポー ト (NPIV ポー ト ) への割 り 当
てをベースにしています。
QoS は、 図 3-7 に示す とお り に、 優先順位法 または 帯域幅
法
を使用して設定します。
図
3-7. 優先順位および帯域幅に基づいた QoS
単一の物理ポー ト で、 優先順位法または帯域幅法のいずれかを使用 し て QoS を設定で
き ますが、 両方の方法を使用する こ と はで き ません。
優先順位法 では、 仮想ポー ト を使用するアプ リ ケーシ ョ ンまたは VM に必要な
サービ ス品質に基いて優先順位 (低、 中、 または高) を仮想ポー ト に割 り 当てま
す。 この方法は、 仮想ポー ト 全体に さ ま ざま なレベルのレーテン シ要件を提供し
ます。
帯域幅法
は、 帯域幅のパーセン テージ (0 ~ 100) または帯域幅レー ト (例えば
6GFC
) を、 仮想ポート を使用するアプリケーシ ョ ンまたは VM に割り当てます。
この方法では最小帯域幅が保証されます。 帯域幅ベースの
QoS 設定は、 ア プ リ
ケーシ ョ ンの合計帯域幅要件が利用可能な帯域幅を超過する場合にのみ適用さ れ
ます。 帯域幅は特定の仮想ポー ト 用には予約 されず、 未使用の帯域幅は他の仮想
ポー ト 間で共有されます。