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文書番号 BC0054508-04 リビジョン R
2021
年 1 月 21 日 251 ページ
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15 データセンターブリッジング
本章では、 デー タ セ ン タ ーブ リ ッ ジ ング機能に関する次の情報について説明 し ます。
 概要

252 ページの 「DCB の機能」

253 ページの 「DCB を設定する」

253 ページの 「DCB の条件」

254 ページの 「Windows Server 2012 以降のデー タ セ ン タ ーブ リ ッ ジング」
概要
データセン ターブ リ ッ ジング （DCB） と は、 デー タ セン タ ーの物理 リ ン クのロ ス レスの
デー タ 配信、 低遅延、 および標準ベースの帯域幅共有を実現で き る、 イ ーサネ ッ ト に対
する
IEEE 指定の標準拡張機能の集合です。 DCB では、 ス ト レージ、 管理、 コ ン
ピ ューテ ィ ング、 および通信の各フ ァ ブ リ ッ ク を、 標準の
Ethernet ネッ トワークより
簡単に導入、 ア ッ プグレー ド 、 および維持で き る単一の物理 フ ァ ブ リ ッ ク に組み込む こ
とができます。
DCB の中核には標準ベースの帯域幅共有機能があ り 、 複数のフ ァ ブ リ ッ
クを同じ物理ファブリ ック上で共存させることができます。
DCB の さ まざ まな機能に
よって、
LAN ト ラ フ ィ ッ ク （フ ローが多数で、 遅延の影響を受けない）、 SAN トラ
フ ィ ッ ク （パケ ッ ト サイ ズが大で、 ロ スレ ス性能を必要 と する）、 および
IPC （遅延の
影響を受けやすい メ ッ セージ） が物理的に統合さ れた接続で帯域幅を共有 し、 個々の必
要な ト ラ フ ィ ッ ク性能を実現できるよ う にな り ます。
DCB には次のよ う な機能があ り ます。
 拡張伝送選択 （
ETS）
 優先度ベース フ ロー制御 （
PFC）
 データセン ターブ リ ッ ジング交換 （
DCBX）プロトコル