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ス イ ッ チ非依存パーテ ィ シ ョ ニン グ
ス イ ッ チ非依存パーテ ィ シ ョ ニング設定
140 CU0354602-04 M
機能 7 および 6 には、 FCoE または NIC パーソナ リ テ ィ のいずれかを設
定できます。
各物理ポー ト に設定で き るのは、 多 く て も iSCSI パーソナ リ テ ィ 1 つと
FCoE
パーソナ リ テ ィ 1 つです。
通信し ている仮想マシ ン (VM) が同じ 物理ポー ト から出ている NIC パーテ ィ
シ ョ ンに接続さ れている場合、 異な る
vSwitch の仮想マシ ン間の VM-to-VM
イーサネッ ト ト ラフ ィ ッ クは、 eSwitch によってルーテ ィ ングされます。
eSwitch は、 仮想マシ ンの仮想 NIC (VNIC)の MAC address を学習して
VM-to-VM
通信を処理 し ます。 この機能によ り、 同 じ ホス ト 上の別の仮想マシ
ンに向けられたパケッ ト を
eSwitch でスイ ッチングするこ とができます。
アダプターは、 全パーテ ィ シ ョ ン内で最大
64 個の レイヤ 2 MAC address
フィルタをサポートすることができます。NIC ドライバは、すべての NIC パー
ティション間にフィルタ数を均等に分配します。例えば、
NIC アダプターに 4
つの NIC パーテ ィ シ ョ ン (1 つの物理ポー ト あた り 2 つの NIC パーテ ィ シ ョ
ン) が存在する場合、 各
NIC パーテ ィ シ ョ ンには 16 のフ ィルタが割り当てら
れます (
64/4 = 16)。
MAC address フ ィ ル タ のパーテ ィ シ ョ ンあた り の利用可能な数は、 eSwitch
によ る外部ス イ ッ チへの転送が不要で eSwitch 経由で別の仮想マシン と通信で
きる仮想マシンの数を決定します。
分割さ れた
NIC 機能上の VLAN およびチーミ ングソ リ ューシ ョ ンには、 次の制
約事項があ り ます。
同じ 物理ポー ト に属する NIC 機能を使用して、 フ ェ イルセーフチームを作
成する こ とはでき ません。 た と えば、
PF0 のバ ッ ク ア ッ プ と し て PF2 を
選択で き ません。 これは、 両方の機能が同 じ 物理ポー ト のパーテ ィ シ ョ ン
であるためです。
802.3ad リ ン ク集約チームは、 パーテ ィ シ ョ ン化された NIC 機能では許
可されません。
メモ
大部分の展開で、 このレ イヤ 2 MAC address フィルター 64 個の制限に
達する こ と はな く 、 多数の仮想マシ ンが他の仮想マ シ ン と同 じ ホス ト 上で
eSwitch
を使用 し て通信する必要がある場合にのみ、 適用 さ れます。