Users Guide
3– アダプター管理アプリケーシ ョ ン
iSCSI over DCBX の設定
130 CU0354602-04 M
iSCSI TLV のための LLDP/DCBX を設定する
次のコ マ ン ド で、 iSCSI TLV (type-length-value)にリンクレイヤー検出プロ
トコル (
LLDP)を設定します。
1. LLDP を設定する
swd77(config)#protocol lldp
2. LLDP を有効にする
swd77(conf-lldp)#no disable
3. DCBX TLV を LLDP で提供する
swd77(conf-lldp)#advertise dcbx-tlv
4. iSCSI over DCBX を LLDP で提供する
swd77(conf-lldp)#advertise dcbx-iscsi-app-tlv
swd77(conf-lldp)#exit
ホス トから リ ンクレイヤ検出プロ ト コル (LLDP) 管理の type-length-value
(TLV)を有効にするために Linux lldptool を使用する と、 データセンターブ
リッジング (
DCB) が無効にな る。
原因:
Linux ドライバで LLDP が別のエンテ ィ テ ィ によ って管理 (たと えば、
LLDP がアダプ ターフ ァームウェ アによ って管理されており、 ド ラ イバ機能に
DCBX_CAP_LLDP_MANAGED
フラグがついているなど) されている と き
も、
LLDP エージ ェ ン トデーモン (lldpad) は、 ド ラ イバではな く 、 その
config フ ァ イルからローカル値を読み取ります。 この誤った読み取りによ り、
lldpad がアダプ タ フ ァ ームウ ェ アが送信する値 と は異なる値を送信 し ます。 こ
の不正な値によ っ て複数の
LLDP ネイバー状態が生じ 、 DCB
機能交換プ ロ ト コ
ルベース仕様
に従っ て、 この状態が true のときにはデータセンターブリ ッジン
グ機能交換 (
DCBX)が無効化されます。
修正: ド ラ イバ機能に
DCBX_CAP_LLDP_MANAGED フラグがついている場
合、
lldpad は dcbnl_ops 経由で ド ラ イバから すべての値を読み取る、 または非
DCB TLV
を送信する必要があ り ます。 lldpad は、 非 DCB TLV オプシ ョ ンを
使っ て この問題に対処する よ う に修正 さ れま し た。 修正は、 最新の
lldpad およ
び
lldptool にあ り 、 次のウ ェ ブサイ ト から ダウ ン ロー ド で き ます :
http://open-lldp.org/git/?p=open-lldp.git;a=shortlog
ウ ェ ブサイ ト のツ リ ーから最新 コ ー ド を取得するには、 snapshot (スナ ッ プ
ショット) をクリックして、 ソースコードをセットアップに保存します。 コード
を使用して、 セッ ト アッ プで
lldpad と lldptool を構築、 インス ト ール、 および
テスト します。