Users Guide
3– アダプター管理アプリケーシ ョ ン
VMware 管理アプ リ ケーシ ョ ン
122 CU0354602-04 M
概要
VMware vSphere は、 ク ラ シ ッ ク ESX および ESXi の両方に、 CIM によるモ
ニタ リングフレームワークを提供します。 このフレームワークを使用するこ とに
よ り 、 イーサネ ッ ト イ ン タ フ ェ ースの設定 と 管理を行 う こ とがで き ます。
ESX
Server
では、 コマンド ラインインタフ ェースを使って、 イーサネッ ト インタ
フ ェ ースの設定 と管理が可能です。
ESXi Server でリモート CLI (RCLI)を使
用します。
ESX でのスイッチ独立パーティショニングの使用
すべての ス イ ッ チ非依存パーテ ィ シ ョ ニング イーサネ ッ ト の機能はハイパーバ
イザによって列挙されるもので、 そのハイパーバイザで実行されるド ライバに
よ っ て制御 さ れ、 その他のイーサネ ッ ト イ ン タ フ ェ ース と同様に設定 さ れます。
詳細に関し ては、 135 ページの 「ス イ ッ チ非依存パーテ ィ シ ョ ニ ング」 を参照
して下さい。
スイッチ非依存パーティショニングのインタフェース毎に仮想スイッチ
(
vSwitch
) を作成するのが一般的です。 仮想マシ ン (
VM
)を設定して、
VMXNET 3
アダプ タ ーな どの標準的な仮想ネ ッ ト ワークデバイ ス を使用でき ま
す。 各イ ン タ フ ェ ースご と に、
NetQueue
などの機能を設定する こ と がで き ま
す。 ス イ ッ チ非依存パーテ ィ シ ョ ニングのイ ン タ フ ェ ース を ア ッ プ リ ン ク と し て
使用し て、
ESX
が対応するすべての標準アグ リ ゲーシ ョ ンおよびフ ェ イルオー
バーの設定を行 う こ と は可能ですが、 同一の物理ポー ト に属する
NIC
パーテ ィ
シ ョ ン を持つ複数のア ッ プ リ ン ク を持つ こ とは有用ではあ り ません。
同一の NIC パーテ ィ シ ョ ン を共有する よ う に VM が割 り 当て られる と 、
vSwitch はパケ ッ ト を切 り 替えます。 NIC パーテ ィ シ ョ ン上の VM が、 同一の
物理ポー ト に属する異な る
NIC パーテ ィ シ ョ ン上の vSwitch に接続し ている別
の
VM を宛先と してパケッ ト を送信する と き、 アダプターの組み込みスイ ッチ
(
eSwitch)はパケットを切り替えます。2 つの NIC パーテ ィ シ ョ ンが異なる物
理ポー ト に関連付け られている場合、 該当するポー ト 間で外部ス イ ッ チがパケ ッ
トを転送します。
vSwitch
の設定には、 標準的なサービス コ ン ソ ールコ マ ン ド または
RCLI
コマンド
を使用 し ます。 特定のコ マン ド オプ シ ョ ンについては、
VMware
のマニュアルを参
照して く ださい。
メモ
アダプターには eSwitch があ り ます。 すべてのイ ン タ フ ェ ースはハイパー
バイザに割り当てられるため、
eSwitch の操作は透過的であ り 、 システム
管理者は特に追加の設定を行 う 必要はあ り ません。