Users Guide
3– アダプター管理アプリケーシ ョ ン
Windows 管理アプ リ ケーシ ョ ン
82 CU0354602-04 M
リンク集約モード (802.3ad スタティ ック、 802.3ad ダイナミ ック [アク
ティブおよびパッシブ LACP]) では、 複数のアダプ タ ーを個々のアダプ
タ ーのキ ャ パシテ ィ を集約 し た単一の仮想アダプ タ ー と し て使用する こ と
ができます。
すべてのチーム タ イ プ (フ ェ イルセー フ、 ス イ ッ チに依存し ない負荷バラ ンシ ン
グ、 リ ン ク集約) は、 異種および同種アダプ タ ー構成のど ち ら に も対応で き ます。
各チームに
QLogic
アダプターが少な く と も
1
つ含まれている必要があ り ます。
表 3-2 は、 フ ェ イルセーフ モー ド と Tx 負荷バラ ン シ ングモー ド はス イ ッ チに依
存し ない、 つま り ス イ ッ チの設定が不要なモー ド である こ と を示 し ています。
LACP または 802.3ad ではスイ ッチポー ト を LACP 用に設定し てお く 必要が
あります。
フェイルセーフモード
フェイルセーフモードはレイヤ 2 のフォールト ト レランスを提供します。 フェ
イルセー フ モー ド は冗長性によ り ポー ト 不良時に対応する高い信頼性を提供 し ま
す。 プ ラ イマ リ ネ ッ ト ワーク接続がダウンする と、 ス タ ンバイ し ているセ カ ンダ
リ 接続に自動的にデー タ ト ラ フ ィ ッ クが転送さ れます。 優先プ ラ イ マ リ アダプ
タ ーはシステム管理者が指定するか、 チー ミ ング ド ラ イバによ っ て選択さ れます
(管理者が優先アダプ タ ーを選択し なかっ た場合)。 チー ミ ング ド ラ イバが選択す
る場合、 帯域幅、 状態、 機能性が最も優れたアダプ タ ーが選択さ れます。 優先プ
ライマリは常に
QLogic アダプターである必要があります。
表
3-2. Windows
チーミングモード
モード
フェイルオー
バー機能
スイッチ依存性
SFT
(システムフォール
トトレランス)
負荷バランシング
チームあたりのポー
ト数(範囲
a
)
a
システムごとに
16 × 16
のポー ト を集約でき ます : チームご と に
16
ポー ト 、 システムご と に
16
チームです。
フェイルセーフ はい :
レイヤ
2
いいえ はい いいえ
1
~
16
Tx
負荷バラ ンシング はい いいえ はい はい : レ イヤ
3
または
4
1
~
16
スタティ ック
802.3ad
はい はい はい はい
1
~
16
ダイナミ ック
802.3ad
はい はい はい はい
1
~
16