Users Guide
16–Windows Server 2019
Windows Server 2019
動作
288 AH0054602-04 M
既知のイベントログエラー
一般の操作で、 RSSv2 の動的アルゴ リ ズムは、 ド ラ イバ と非互換な間接テーブル更新
を開始し て適切なステー タ ス コ ー ド を返す こ と があ り ます。 こ のよ う な場合、 機能操作
上の問題がな く て も、 イ ベン ト ログエ ラーが発生し ます。 図
16-1 はその一例です。
図 16-1. RSSv2 イベントログエラー
Windows Server 2019 動作
Windows Server 2019 に、 アダプ タ ー設定に影響する以下の新 し い動作が導入さ れま
した。
VMMQ はデフォルトで有効
Windows Server 2019 のインボッ クス ド ライバでは、 NIC プロパティで Virtual
Switch RSS
(仮想ス イ ッ チ RSS)(VMMQ)オプションがデフォルトで有効です。さ
らに、
Microsoft では、 Virtual NICs (仮想 NIC) オプシ ョ ンのデ フ ォル ト の動作が 16
個のキ ューペアで VMMQ を有効になる よ う に変更し ま し た。 この動作変更は利用可能
なリソースの量に影響します。
たとえば、
NIC が 32 個の VMQ と 64 個のキュ ーペア をサポー ト する と 想定し ます。
Windows Server 2016 では、 32 個の仮想 NIC (VNIC) を追加する と VMQ アクセラ
レーシ ョ ン機能が有効にな り ます。 ただ し、
Windows Server 2019 には、 ア クセラ
レーシ ョ ン機能付きの
4 つの VNIC が搭載さ れます。 VNIC ごとに、 16 個のキュ ーペ
アと
30 個の VNIC 付き (アクセラレーシ ョ ン機能なし) です。
この機能性ゆえに、
Marvell は新し いユーザープ ロパテ ィ 、 Max Queue Pairs (L2)
Per VPort
を導入 し ま し た。 詳細に関 し ては、 新しいアダプタープロパテ ィ を参照して
下さい。