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13 RDMA による NVMe-oF
設定
Non-Volatile Memory Express over Fabrics (NVMe-oF)は、NVMe ホス トデバイ
スおよび
NVMe ス ト レージ ド ラ イ ブ またはサブシステムが接続可能な距離以上に、
PCIe への代替 ト ラ ン スポー ト を使用で き る よ う に し ます。 NVMe-oF は、 ス ト レージ
ネッ トワーキングファブリック上で、
NVMe ブ ロ ッ ク ス ト レージ プロ ト コル用の幅広い
ス ト レージネッ ト ワーキングフ ァブリ ッ クをサポー トする共通のアーキテクチャを定義
します。 このアーキテクチャには、 ストレージシステムへのフロント側インタフェース
の有効化、 大量の
NVMe デバイ スへの拡張、 NVMe デバイ スおよび NVMe サブシステ
ムにア ク セスで き るデー タ セン タ ー内での距離の拡張が含まれます。
本章で説明する
NVMe-oF 設定の手順およびオプシ ョ ンは、 RoCE や iWARP など、
イーサネッ トベースの
RDMA プ ロ ト コルに適用 されます。 RDMA による NVMe-oF の
開発は、
NVMe 組織の技術的下位グループによ り定義 されます。
本章では、 単純なネ ッ ト ワーク用に
NVMe-oF を設定する方法について説明します。
ネ ッ ト ワー ク例の設定は次のと お り です。
2 台のサーバー : イニシエー タ と タ ーゲ ッ ト 。 ターゲ ッ ト サーバーには PCIe
SSD
ド ラ イバが付属 し ています。
オペレーテ ィ ングシステム :
RHEL 7.6 以降、 RHEL 8.x 以降、 SLES 15.x 以降
2 つのアダプ タ ー : 各サーバーにイ ンス ト ールされた 1 つの 41xxx シリーズアダ
プター。
NVMe-oF を実行する RDMA プロ ト コルとして RoCE、 RoCEv2、ま
たは
iWARP を使用するよ う各ポート を個別に設定できます。
RoCE と RoCEv2 向けの、 デー タ セ ン タ ブ リ ッ ジン グ (DCB)用に設定された
オプシ ョ ンのスイ ッチ、 適切なサービス品質 (
QoS)ポリシー、および
NVMe-oF
の RoCE/RoCEv2 DCB トラフィッククラス優先を伝送する vLAN。
NVMe-oF が iWARP を使用 し ている場合、 ス イ ッ チは必要あ り ません。