Users Guide
6–SAN からのブート設定
SAN からの FCoE ブー ト
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qede からのネ ッ ト ワー ク イ ン タ フ ェ ースが公開さ れている場合は、 ソ フ ト ウ ェ ア
FCoE
がハードウェアオフロードと競合するため、 インストーラパラメータ
withfcoe=1 を使用しないで く ださい。
Linux の SAN からの FCoE ブートの設定
本項では、 次の Linux ディスト リビューションでの SAN からの FCoE ブー ト手順につ
いて説明します。
SLES 12 SP3 の SAN からの FCoE ブー ト の設定
kdump ターゲッ ト としての FCoE ブー トデバイスの使用
SLES 12 SP3 の SAN からの FCoE ブートの設定
SLES 12 SP3
を使用している と きに SAN イ ン ス ト ールからの起動の実行には、 非イ
ンボッ クスド ライバ用
DUD を イ ンジ ェ ク ト するほかに、 必要な別の手順は必要あ り ま
せん。
kdump ターゲットとしての FCoE ブートデバイスの使用
クラッシュダンプの kdump ターゲッ ト として qedf ド ライバを使用して公開されている
デバイスを使用する と き、
Marvell ではカーネルコ マン ド ラ インで kdump
crashkernel メモリパラメータを最低
512MB に指定する よ う お勧めし ます。 これを
指定し ない場合は、 カ ーネルク ラ ッ シ ュ ダン プは失敗する こ と があ り ます。
kdump crashkernel サイズの設定手順の詳細については、 Linux ディスト リビュー
シ ョ ンのマニュアルを参照して く ださい。
VMware での SAN から FCoE ブートの設定
SAN からの VMware ESXi 6.5 / 6.7 ブー ト インス トールについては、 Marvell は最新
の
Marvell 統合型ネ ッ ト ワー ク アダプ タ ーバン ド ルを イ ン ジ ェ ク ト し て ビル ド し た カ ス
タマイズ版
ESXi ISO イ メ ージの使用を要件と し ています。 本項では、 次の SAN から
の
VMware FCoE ブート手順について説明します。
ESXi アダプタード ライバをイ メージフ ァ イルにインジェ ク ト (スリ ップス ト リー
ミング) する
カスタマイズ版
ESXi ISO のインス トール
ESXi アダプタードライバをイメージファイルにインジェクト(スリップストリーミング)す
る
この手順では、 例と し て、 ESXi カスタマイザツール v2.7.2 を使用 し ますが、 任意の
ESXi
カスタマイザを使用できます。
ESXi イメージファイルにアダプタードライバをインジェクトするには、次の手順を実
行します。
1. ESXi カスタマイザ v2.7.2 以降をダウ ン ロー ド し ます。
2. ESXi customizer ディレクト リに移動します。
3. ESXi-Customizer.cmd コマンドを発行します。