Users Guide
6–SAN からのブート設定
SAN からの FCoE ブー ト
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次の手順では、 イ メ ージのイ ン ス ト ールおよび FCoE モードでのブー ト を準備します。
Windows Server 2012R2/2016 の FCoE ブートを設定するには、次の手順を実行し
ます。
1. ブー ト し よ う と する システム ( リ モー ト システム) 上の全てのローカルハー ド ド
ライブを取り外します。
2. 128 ページの 「Windows イ メ ージ フ ァ イルへのアダプ タ ー ド ラ イバのイ ンジ ェ ク
ト(スリップストリーム)」
にある次のス リ ッ プス ト リーム手順に従って
Windows OS
インストールメディアを準備します。
3. アダプター NVRAM に最新の Marvell FCoE ブー ト イ メージをロード します。
4. リ モー ト デバイ スからの接続を許可する よ う に FCoE ターゲッ ト を設定します。
ターゲッ トに、 新しい
OS のイ ン ス ト ールを保持するための十分なデ ィ ス ク容量
がある こ と を確認し ます。
5. UEFI HII を設定して、 必要なアダプターポー ト上での FCoE ブー ト タ イプを設定
し、
FCoE ブートのためのイニシエータおよびターゲットパラメータを修正しま
す。
6. 設定を保存して、 システムを再起動します。 リ モート システムは FCoE ターゲッ
トに接続し、
DVD-ROM デバイスから ブー ト し ます。
7. DVD からのブート を実行して、 インス トールを開始します。
8. 画面に表示 される手順に従います。
イ ン ス ト ールに利用可能なデ ィ ス ク を示すウ ィ ン ド ウで、
FCoE ターゲッ トディ
ス クが表示 されます。 この タ ーゲ ッ ト は、
FCoE ブー ト プ ロ ト コル経由で接続さ
れているデ ィ スクで、 リ モー ト
FCoE ターゲッ トにあります。
9. Windows Server 2012R2 / 2016 のインス トールを続行するには、 Next (次へ)
を選択し て、 画面上の手順に従います。 イ ンス ト ールプ ロセスの一環と し てサー
バーは数回再起動さ れます。
10. サーバーの OS のブー ト が完了 し た ら、 ド ラ イバのイ ンス ト ーラ を実行し 、
Marvell のド ライバとアプリケーショ ンのインス トールを完了して く ださい。
Windows での FCoE の設定
デフォルトでは、 DCB は Marvell FastLinQ 41xxx FCoE および DCB 互換の C-NIC
で有効になっています。 Marvell 41xxx FCoE には、 DCB 対応のイ ン タ フ ェ ースが必
要です。
Windows オペレーテ ィ ングシステムでは、 QConvergeConsole GUI または
コマンドラインユーティ リティを使用して
DCB パラ メータを設定します。
Windows での FCoE クラッシュダンプ
ク ラ ッ シ ュ ダン プ機能は現在 FastLinQ 41xxx Series Adapters の FCoE ブー ト でサ
ポー ト されています。
FCoE ブート モードの際には、 FCoE ク ラ ッ シ ュ ダン プ生成のためにそれ以上の設定は
必要あ り ません。