Users Guide

6–SAN からのブート設定
SAN からの iSCSI ブー ト
112 AH0054602-04 M
3. DUD を挿入してインストールを完了します。
4. L2 で OS を起動し ます。
5. 次のコ マ ン ド を発行し て、 Open-iSCSI ツール をアップデート します。
# rpm -ivh qlgc-open-iscsi-2.0_873.111.sles12sp1-3.x86_64.rpm --force
# rpm -ivh iscsiuio-2.11.5.5-6.sles12sp1.x86_64.rpm --force
6. rd.iscsi.ibft パラ メータを rd.iscsi.firmware に変更し て、
/etc/default/grub ファイルを編集して保存します。
7. 次のコ マ ン ド を発行し ます。
# grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/suse/grub.cfg
8. マルチパスモジュールをロー ドするには、 次のコマン ド を発行し ます。
# modprobe dm_multipath
9. マルチパスデーモ ン を有効にするには、 次のコ マ ン ド を発行し ます。
# systemctl start multipathd.service
# systemctl enable multipathd.service
# systemctl start multipathd.socket
10. マルチパスユーテ ィ リ テ ィ を実行するには、 次のコ マン ド を発行 し ます。
# multipath （
L2 ではシングルパスで起動されるので、 マルチパスデバイスを
表示で き ません）
# multipath -ll
11. initrd にマルチパスモジュールをインジェ ク ト するには、 次のコマン ド を発行しま
す。
# dracut --force --add multipath --include /etc/multipath
12. サーバーを再起動し、 POST メニュー中に F9 キーを押し てシステム設定を表示
します。
13. L4 iSCSI ブー ト を使用するよ うに UEFI 設定を変更します。
a. システム設定を開き、 アダプターポー ト を選択して、 Port Level
Configuration
（ポー ト レベル設定） を選択し ます。
b. Port Level Configuration （ポー ト レベル設定） ページで、 Boot Mode
（ブー ト モード） を iSCSI （HW） に設定し、 iSCSI Offload （iSCSI オフ
ロード） を
Enabled （有効） に設定 し ます。
c. 設定を保存 し、 System Configuration Menu （システム設定メ ニュー） を
終了し ます。
14. システムを再起動し ます。 これで OS がオフ ロー ド イ ン タ フ ェ ースから起動する
ようになります。