Users Guide
6–SAN からのブート設定
SAN からの iSCSI ブー ト
109 AH0054602-04 M
Linux マルチパスの考慮事項
Linux
オペレーテ ィ ングシステムでの SAN からの iSCSI ブー ト イ ンス ト ールは、 現在、
シングルパス設定でのみサポー ト されます。 マルチパス設定を有効にするには、
L2 パス
または
L4 パスを使用し て、 単一パスでインス ト ールを実行し ます。 インス ト ール済み
オペレーテ ィ ングシス テムにサーバーを ブー ト し た ら、 所定の設定を行っ てマルチパス
I/O
(MPIO)を有効にします。
本項では、 L2 から L4 に移行し OS に対応し て MPIO を設定する適切な手順を確認し
ます。
RHEL 6.9 / 6.10 向けのオフ ロー ド 搭載し たイ ン タ フ ェースへの MPIO の移行と
設定
オフロード搭載したインタフェースへの
MPIO の移行と 設定 (SLES 11 SP4 の
場合)
SLES 12 SP1 / SP2 向けのオフ ロー ド搭載し たイ ン タ フ ェ ースへの MPIO の移
行と設定
RHEL 6.9 / 6.10 向けのオフロード搭載したインタフェースへの MPIO の移行と設定
RHEL 6.9 / 6.10 向けのオフロード搭載したインタフェースで OS を起動するように
MPIO
を L2 から L4 に移行して設定を行うには、次の手順を実行します。
1. アダプ タ ーの両方のポー ト で L2 BFS 向けの iSCSI ブー ト設定を行います。 ブー
トでは
1 つのポー ト のみを介 し て ログ イ ン し ますが、 両方のポー ト の iSCSI ブー
トファームウェアテーブル (
iBFT)インタフェースを作成します。
2. CD から起動 し ている際は、 次のカーネルパラ メ ー タ を必ず指定し ます。
ip=ibft
linux dd
3. DUD を挿入してインストールを完了します。
4. L2 で OS を起動し ます。
5. 次のコ マ ン ド を発行し て、 Open-iSCSI ツールおよび iscsiuio をアップデート し
ます。
# rpm -ivh qlgc-open-iscsi-2.0_873.111.rhel6u9-3.x86_64.rpm --force
# rpm -ivh iscsiuio-2.11.5.5-6.rhel6u9.x86_64.rpm --force
6. /boot/efi/EFI/redhat/grub.conf フ ァ イルを編集し、 次の変更を行ってか
らファイルを保存します。
a. ifname=eth5:14:02: を削除します ec:ce:dc:6d.
b.
ip=ibft を削除します。
c. selinux=0 を追加します。