Users Guide
6–SAN からのブート設定
SAN からの iSCSI ブー ト
107 AH0054602-04 M
# rpm -ivh iscsiuio-2.11.5.3-2.sles12sp2.x86_64.rpm --force
2. 次のコマン ド を発行し て、 すべてのデーモンサービスを再ロー ド し ます。
# systemctl daemon-reload
3. 次のコ マ ン ド を発行し て、 iscsid サービス と iscsiuio サービスがまだ有効でない
場合は有効に し ます。
# systemctl enable iscsid
# systemctl enable iscsiuio
4. 次のコ マ ン ド を発行し ます。
cat /proc/cmdline
5. OS が ip=ibft または rd.iscsi.ibft などのブー ト オプシ ョ ン を保存 し たか
どうかをチェックします。
保存さ れたブー ト オプ シ ョ ンがある場合は、 ステップ
6 から作業を続けま
す。
保存さ れたブー ト オプ シ ョ ンがない場合は、 ステップ
6 c まで進みます。
6. /etc/default/grub ファイルを編集して、 GRUB_CMDLINE_LINUX 値を変更
します。
a. rd.iscsi.ibft (存在する場合) を削除し ます。
b. いずれの ip=<value> ブー ト オプシ ョ ン も削除 し ます (存在する場合)。
c. rd.iscsi.firmware を追加します。 以前の distro の場合、
iscsi_firmware
を追加します。
7. 元の grub.cfg フ ァ イルのバ ッ ク ア ッ プ を作成し ます。 フ ァ イルは、 以下の場所
にあり ます。
レガシーブート : /boot/grub2/grub.cfg
UEFI ブート : /boot/efi/EFI/sles/grub.cfg (SLES の場合)
8. 次のコマンドを発行して、 新しい grub.cfg フ ァ イルを作成します。
# grub2-mkconfig -o <new file name>
9. 古い grub.cfg ファイルを新しい grub.cfg フ ァ イルと 比較し て、 変更点を確認
します。
10. 元の grub.cfg ファイルを新しい grub.cfg ファイルと交換します。
メモ
インストール中にインボックス RPM の元の内容を保持するには、 -ivh オ
プシ ョ ン (-Uvh ではな く ) を使用し、 その後に --force オプシ ョ ンを
使用する必要があ り ます。