Users Guide
6–SAN からのブート設定
SAN からの iSCSI ブー ト
102 AH0054602-04 M
他の Linux ディストリビューションの SAN からの iSCSI ブートの設定
ディスト リビューション (RHEL 6.9 / 6.10 / 7.2 / 7.3、 SLES 11 SP4、 SLES 12
SP1/2
など)、 インボックス iSCSI ユーザースペースユーテ ィ リ テ ィ (Open-iSCSI
ツール) は、 qedi iSCSI ト ラ ンスポー ト のサポー ト に欠けてお り、 ユーザーのスペース
イニシエートの
iSCSI 機能を実行で き ません。 SAN からのブート インス トール中に、
ドライバアップデートディスク (
DUC)を使用して qedi ドライバをアップデートする
こ とがで きます。 しかし ユーザースペース イ ンボ ッ クスユーテ ィ リ テ ィ をア ッ プデー ト
する イ ン タ フ ェ ースまたは手順がないため、
iSCSI ターゲッ ト ログインおよび SAN か
らのブート インス トールに失敗します。
この制約を解消するためには、
SAN からのブー ト 中に次の手順を使用 し て、 ピ ュ ア L2
インタフェース (ハードウェアがオフロードした iSCSI は使用 し ないで く だ さ い) で
SAN
からの初回ブー ト を実行し ます。
Linux の他のデ ィ ス ト リ ビ ューシ ョ ンでの iSCSI オ フ ロー ド には、 以下の情報が含まれ
ます。
ソフトウェアイニシエータを使用した
SAN からブート
ソフトウェア
iSCSI インストールからオフロード iSCSI への移行
Linux マルチパスの考慮事項
ソフトウェアイニシエータを使用した SAN からブート
ソフトウェアイニシエータを Dell OEM ソリューションとともに使用して SAN から
ブートするには、次の手順を実行します。
1. Dell EMC システムの BIOS 設定にア ク セ ス し ます。
2. イニシエータおよびターゲッ トエン ト リを設定します。 詳細については、 Dell
BIOS
ユーザーガイ ド を参照し て く ださ い。
3. イ ンス ト ールの始めに、 次のブー ト パラ メ ー タ を DUD オプシ ョ ンでパスします。
RHEL 6.x および 7.x 以前の場合 :
rd.iscsi.ibft dd
RHEL の古いデ ィ ス ト リ ビ ューシ ョ ンには別のオプシ ョ ンは必要あ り ませ
ん。
SLES 11 SP4 および SLES 12 SP1 / SP2 の場合 :
ip=ibft dud=1
メモ
[[
DUD には qedi が入っ てお り 、 iSCSI PF にバイ ン ド するため上記の手順が
必要です。 バウン ド 後に、 不明の ト ラ ン スポー ト ド ラ イバのため
Open-iSCSI
イ ン フ ラ ス ト ラ ク チ ャは失敗 し ます。