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8–VMware ドライバソフトウェア
ド ラ イバのパラ メ ータ
67 BC0054508-04 M
dropless_fc
dropless_fc パラ メータを 1 (デフ ォル ト ) に設定する と、 BCM57xxx アダプターで
補足フロー制御メカニズムを有効にできます。 通常のフロー制御メカニズムでは、 オン
チップバッファ (
BRB) がある一定の占有レベルに達 し た と きに、 PAUSE フレームが
送信さ れます。 これは、 パフ ォ ーマン スを重視し た フ ロー制御 メ カ ニズムです。
BCM57xxx アダプ タ ーで、 補足フ ロー制御 メ カ ニズムを有効にする と、 1 つ以上のホス
ト 受信バ ッ フ ァ が一杯にな っ た場合、
PAUSE フレームを送信できます。
dropless_fc
は、 「パケ ッ ト 廃棄ゼロ」 を重視し た フ ロー制御 メ カ ニズムです。
dropless_fc
パラ メータを 1 に設定する と、 システムのすべての BCM57xxx アダプ
タ ーで廃棄のない フ ロー制御 メ カ ニズム機能が有効にな り ます。
vmkload_mod bnx2x dropless_fc=1
autogreen
autogreen パラ メータは、 AutoGrEEEN 固有の動作を強制し ます。 AutoGrEEEn は、
一部の
1000BASE-T および 10GBASE-T RJ45 イ ン タ フ ェースのスイ ッ チでサポー ト
されている独自の
pre-IEEE 標準の Energy Efficient Ethernet (EEE)モードです。
ドライバは、デフォルトでは各ポートの NVRAM 設定を使用し ます。 このモ ジ ュールパ
ラ メ ー タ が設定 されている場合、
NVRAM 設定を上書き し て、 AutoGrEEEN を強制的
にアクテ ィ ブ (1)または非アクティブ(2)状態にできます。
NVRAM 設定を使用する
には、 ポー ト にデフ ォル ト 値の
0 を設定します。
native_eee
native_eee パラ メータは、 一部の 1000BASE-T および 10GBASE-T RJ45 インタ
フェースのスイッチでサポートされている
IEEE 802.3az Energy Efficient Ethernet
(EEE) の特定の動作を強制で き ます。
ドライバは、デフォルトでは各ポートの
NVRAM 設定を使用 し ます。 このパラ メ ー タ を
設定する と 、
EEE が強制的に有効にな り 、 LPI の送信に入る前に必要なア イ ドル時間
(1–FFFFFh
または 1,048,575) と し て この値が使用されます。
native_eee を -1 に設定する と、
EEE を強制的に無効にします。 native_eee を
0 (デフ ォル ト ) に設定する と 、
NVRAM の設定を使用 し ます。
num_queues
num_queues パラ メータは、 RSS キューの数を強制し、 CPU のコア数に一致するデ
フォルト の値を上書き します。