Users Guide
7–Linux ドライバソフトウェア
オプ シ ョ ン プ ロパテ ィ のための値の設定
47 BC0054508-04 M
dropless_fc パラ メータを 1 に設定する と、 システムのすべての BCM57xxx アダプ
タ ーで廃棄のない フ ロー制御 メ カ ニズム機能が有効にな り ます。
insmod bnx2x.ko dropless_fc=1
または
modprobe bnx2x dropless_fc=1
autogreen
autogreen パラ メータは、 AutoGrEEEN 固有の動作を強制し ます。 AutoGrEEEn は、
一部の
1000BASE-T および 10GBASE-T RJ45 イ ン タ フ ェースのスイ ッ チでサポー ト
されている独自の
pre-IEEE 標準の Energy Efficient Ethernet (EEE)モードです。
ドライバは、デフォルトでは各ポートの NVRAM 設定を使用し ます。 このモ ジ ュールパ
ラ メ ー タ が設定 されている場合、
NVRAM 設定を上書き し て、 AutoGrEEEN を強制的
にアクテ ィ ブ (1)または非アクティブ(2)状態にできます。
NVRAM 設定を使用する
には、 ポー ト にデフ ォル ト 値の
0 を設定します。
native_eee
native_eee パラ メータは、 一部の 1000BASE-T および 10GBASE-T RJ45 インタ
フェースのスイッチでサポートされている
IEEE 802.3az Energy Efficient Ethernet
(EEE) の特定の動作を強制で き ます。
ドライバは、デフォルトでは各ポートの
NVRAM 設定を使用 し ます。 このパラ メ ー タ を
設定する と 、
EEE が強制的に有効にな り 、 LPI の送信に入る前に必要なア イ ドル時間
(1–FFFFFh
または 1,048,575) と し て この値が使用されます。
native_eee を -1 に設定する と、
EEE を強制的に無効にします。 native_eee を
0 (デフ ォル ト ) に設定する と 、
NVRAM の設定を使用 し ます。
num_queues
num_queues パラ メータは、 RSS キューの数を強制し、 CPU のコア数に一致するデ
フォルト の値を上書き します。
pri_map
tc-mqprio に対応していない以前のバージ ョ ンの Linux では、 オプシ ョ ンパラ メータ
の
pri_map は、 ハー ド ウ ェ ア内の VLAN PRI 値または IP DSCP 値を、 同じまたは異
なるサービスクラス (
CoS) にマ ッ プする ために使用 さ れます。 この 32 ビットパラ
メータは、 ドライバによって
8 つの 4 ビ ッ ト の値 と し て評価 されます。 この値によ っ
て、 その優先度に応じた必要なハード ウ ェ アキュー数が設定されます。
たとえば、pri_map
パラ メータを 0x22221100 に設定する と、 優先度 0 と 1 は CoS
0
にマ ッ プ さ れ、 優先度 2 と 3 は CoS 1 にマ ッ プ さ れ、 優先度 4 ~ 7 は CoS 2 に
マ ッ プ さ れます。 別の例 と し ては、 pri_map
パラ メータを 0x11110000 に設定する
と、 優先度
0 ~ 3 は CoS 0 にマ ップされ、 優先度 4 ~ 7 は CoS 1 にマッ プされます。