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7–Linux ドライバソフトウェア
制限
35 BC0054508-04 M
制限
Linux ド ラ イバには、 以下に説明する制限があ り ます。
bnx2 ド ラ イバの制限
bnx2x ド ラ イバの制限
bnx2i ド ラ イバの制限
bnx2fc ド ラ イバの制限
bnx2 ドライバの制限
ド ラ イバの現行バージ ョ ンは、 2.4.24 以降の 2.4.x カーネル、 すべての 2.6.x および
3.x
カーネルでテスト を実施しました。 ドライバは、 2.4.24 よりも前のカーネルではコ
ンパイルできません。 テス トは、
i386 と x86_64 アーキテ ク チ ャ で集中的に実施し ま し
た。 その他のアーキテ ク チ ャ では、 限定的なテス ト のみを実施 し ま し た。
カーネルによ っ ては、 一部のソ ース フ ァ イルや
Makefile を多少変更する必要があ り ま
す。 また、
Makefile は、 2.6.31 よりも前のカーネルでは C-NIC ド ライバをコンパイル
しません。
iSCSI オフロードは、 2.6.31 以降のカーネルでのみサポー ト さ れています。
RHEL5.4 以降には、 C-NIC ド ラ イバをサポー ト するための専用のバ ッ クポー ト コー ド
があ り、 これらのデ ィ ス ト リ ビ ューシ ョ ンでサポー ト されています。
bnx2x
BCM57xxx
1Gb/10Gb ネッ トワークアダプター用の Linux ドライバです。 このドライバ
はハー ド ウ ェ アを直接制御 し 、
Linux ホス ト ネ ッ ト ワーキン グス タ ッ ク に代わっ て イーサ
ネ ッ ト パケ ッ ト の送受信を担います。 この ド ラ イバは、 デバイ ス割り 込みの受信と処理も
行います。 これは、 ド ラ イバ自体 (レ イヤ
2 ネッ トワーキング用) だけでなく、 bnx2fc
(FCoE)および C-NIC ド ラ イバに代わっ て行われます。
cnic
C-NIC ド ラ イバは、 Marvell の上位レ イヤプ ロ ト コル (た と えばス ト レージ) ド ラ イバと
Marvell
の BCM57xx および BCM57xxx 1Gb および 10Gb ネッ トワークアダプターとの
間のイ ン タ フ ェ ースを提供 し ます。
C-NIC モジ ュ ールは、 ダウン ス ト リ ームの場合 bnx2
および bnx2x ネ ッ ト ワー ク ド ラ イバ、 ア ッ プス ト リ ームの場合 bnx2fc (FCoE)および
bnx2i
(iSCSI) ド ラ イバで使用でき ます。
bnx2i
BCM57xx
および BCM57xxx 1Gb および 10Gb ネッ トワークアダプター上で、 iSCSI オ
フロードを有効にする
Linux iSCSI ホス トバスアダプタード ライバです。
bnx2fc
Linux SCSI スタックと Marvell FCoE ファームウェアおよびハードウェアの間で変換レ
イヤの提供に使用さ れる
Linux FCoE カーネルモード ド ライバです。 さらに、 FIP および
デバイスを検出する
Open-FCoE libfc/libfcoe に代わっ て カ プ セル化 された FCoE
フ レームを送受信するネ ッ ト ワー ク レ イヤ との ド ラ イバイ ン タ フ ェ ース を提供し ます。
表 7-1. Marvell BCM57xx および BCM57xxx Linux ドライバ(続き)
Linux ドライバ 説明