Users Guide
26 BC0054508-04 M
6 Boot Agent ドライバソフト
ウェア
本章では、 ク ラ イ アン ト 環境 とサーバー環境の両方で MBA を設定する方法について説
明します。
概要
27 ページの 「ク ラ イアン ト 環境での MBA の設定」
33 ページの 「Linux サーバー環境での MBA の設定」
概要
Marvell BCM57xx および BCM57xxx アダプターは、 Pre-eXecution Environment
(PXE)、 Remote Program Load (RPL)、 iSCSI、および Bootstrap Protocol
(BOOTP)をサポートしています。Marvell の MBA (Multi-Boot Agent)はソフト
ウ ェ アモジ ュールで、 これを利用する と リ モー ト サーバーからのイ メ ージでネ ッ ト ワー
クコンピュータを起動することができます。
Marvell MBA ドライバは PXE 2.1 仕様で
構成さ れてお り 、 分割バイナ リ イ メ ージで リ リ ース さ れます。 これらのイ メ ージは、 ア
ダプ タ ーのフ ァ ームウ ェ アにあ り 、 マザーボー ド のビル ト イ ンベース コ ー ド の有無にか
かわらず、 異なる環境にあるユーザーに も柔軟に対応で きます。
MBA
モジュールはクライアン ト / サーバー環境で動作し ます。 ネ ッ ト ワークは 1 つま
たは複数のブー ト サーバーで構成さ れ、 ネ ッ ト ワーク全体の複数のコ ン ピ ュー タ にブー
トイメージを提供します。
Marvell への MBA フ ァ ームウ ェ アモジ ュ ールの実装は、 以
下の環境での動作テ ス ト が完了 し ています。
Linux Red Hat PXE サーバー : Marvell の PXE クライアントは、 リモートブー
ト、 ネッ トワークリソースの使用 (
NFS マウン ト など)、 Linux のインス トールが
可能です。 リ モー ト ブー ト の場合、
Linux ユニバーサルド ラ イバは Marvell
Universal Network Driver Interface
(UNDI)をシームレスにバインドするため、
Linux リモートブート式のクライアント環境でネッ トワークインタフェースが利
用できるよ う にな り ます。
Intel APITEST : Marvell PXE ドライバは、すべての API 準拠テス ト ス イー ト に
合格し ています。