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3 Windows での仮想 LAN
本章では、 チーム化を行うための Windows での VLAN に付いての情報を提供し ます。
VLAN の概要
17 ページの 「チームへの VLAN の追加」
VLAN の概要
VLAN (仮想 LAN) を利用する と 、 物理 LAN を理論的なパーツに分割し、 ワークグ
ループの論理的なセグ メ ン ト を作成で き ます。 これによ り 各論理セグ メ ン ト ご と にセ
キュ リ テ ィ ポ リ シーを設定する こ と が可能にな り ます。 定義済みの
VLAN は、 その ト ラ
フ ィ ッ クや同報通信がその他の
VLAN から分離さ れるため、 それぞれが独自の分離さ れ
たネ ッ ト ワーク と し て機能 し ます。 これによ り 各論理グループ内の帯域幅の効率が向上
し ます。 サーバーの各
Marvell アダプ タ ーには、 シス テムで利用可能な メ モ リ 容量に応
じて、
QCC GUI または QCS CLI から QLASP NIC チーミ ングド ライバを使用して、
最大
64 個の VLAN (タグ付き 63 個、 タ グな し 1 個) を定義で き ます。 OS 内 NIC の
ボンディ ング
/ チー ミ ングサービ スの詳細情報については、 Linux、 VMware、または
Windows
のそれぞれの文書を参照し て く だ さ い。
VLAN の定義の以下のよ う に作成 されます。
チーム
/ ボン ドには VLAN の追加が可能で、 異なる VLAN ID をもつ 複数の VLAN を
使用で き ます。 バーチ ャル
アダプ タ が追加 されたそれぞれの VLAN について作成され
ます。
Windows Server 2012
以降 Windows OS 内 NIC チーミ ングサービス
Linux
OS
内 NIC ボンディ ングサービス
VMware
OS
内 NIC チー ミ ングサービス
メモ
Windows Server 2012 には NIC チー ミ ングというビルトインチーミングサポー
トがあります。
Marvell では、 同じアダプターに対して、 NIC チー ミ ングと
QLASP
を同時に使用 し てチームを有効にする こ とはお勧めで き ません。
Windows Server 2016 以降、 Linux、および VMware OS は、 Marvell の
QLASP
チー ミ ングド ラ イバをサポー ト し ていません。