Users Guide
2–Windows Server でのチーム化の設定
負荷バラ ン シ ング と フ ォ ール ト ト レ ラ ン ス
13 BC0054508-04 M
Smart Load Balancing チーム タイプは、スイッチ ポー ト を特殊な中継モー ド に設定し
なくても、 すべてのイーサネット
スイッチで動作します。 IP ト ラ フ ィ ッ クのみ、 発信 ・
戻 りの双方向でロー ド
バランスされます。 IPX ト ラ フ ィ ッ クは、 発信方向のみで ロー ド
バラ ンスが行われます。 その他のプ ロ ト コル パケ ッ ト は、 1 つのプ ラ イ マ リ インター
フェイスのみで送受信されます。 非
IP トラフィックのフェイルオーバーは、Dell ネッ
ト ワーク アダプ タ ー以外ではサポー ト されていません。 通有中継チーム
タイプでは、何
らかのポート中継モード (たとえば、
Cisco の Gigabit EtherChannel などの各スイ ッ
チ
メーカーのリンク集約モード) をサポートするイーサネッ ト ス イ ッ チが必要にな り ま
す。 通有中継チーム
タ イ プはプ ロ ト コルに依存せず、 すべての ト ラ フ ィ ッ クはロー ド バ
ラ ンスが行われ、 フ ォル ト
ト レ ラ ンスの対象にな り ます。
チーム化および大量送信オフロードとチェックサムオフロードのサ
ポート
Large Send Offload (LSO、 大量送信オ フ ロー ド ) と Checksum Offload (チ ェ ッ ク
サムオフ ロー ド ) は、 すべての メ ンバーが機能をサポー ト し、 その機能用に設定 されて
いる場合にのみ、 チームに対 し て有効に されます。
メモ
SLB チームの設定時に LiveLink を有効に し ない場合は、 Marvell では、 スイ ッ チ
で
STP を無効にするか Port Fast を有効にするこ と をお勧めします。 これによ
り、 フ ェ イルオーバーの実行時にスパニングツ リ ーのループが決定 されるまでの
ダウンタ イムを最低限に抑えるこ とができます。
LiveLink は、 このよ う な問題を
可能な限 り回避 し ます。