Users Guide
2–Windows Server でのチーム化の設定
負荷バラ ン シ ング と フ ォ ール ト ト レ ラ ン ス
12 BC0054508-04 M
SLB(自動フォールバックは無効)
SLB
(自動フ ォ ールバ ッ クは無効) チーム タ イ プは、 Smart Load Balancing および
フェイルオーバーチームタイプと同一です。 ただし、 スタンバイメンバーがアクティ ブ
で、 プライマリ メンバーが再びオンラインになった場合、 チームはプライマリ メンバー
に切り替えずに、 ス タ ンバイ メ ンバーをそのまま使用する と こ ろが異な り ます。
チーム内のプライマ リ
イ ン タ ーフ ェ イ スはすべて、 ト ラ フ ィ ッ クの一部の送受信などの
ロード
バランシング動作に利用されます。 スタンバイ インターフェイスは、 すべてのプ
ライマリ
イ ン タ ー フ ェ イ スが リ ン ク切断 さ れた場合に代用 されます。
フ ェ イルオーバーのチーム化を行 う と、 万が一ネ ッ ト ワー ク接続に失敗 し た場合に、 ア
ダプ タ の動作が冗長化 されます (フ ォル ト
トレランス)。アダプタ、ケーブル、スイッ
チ
ポー ト などの不良によ り チーム内のプ ラ イ マ リ アダプ タ の接続が切断さ れる場合、 セ
カンダリ
チーム メンバーがアクティブになり、 本来プライマリ アダプタに割り当てら
れていた受発信 ト ラ フ ィ ッ ク を リ ダ イ レ ク ト し ます。 セ ッ シ ョ ンは継続 され、 ユーザー
に影響が及ぶこ と はあ り ません。
Smart Load Balancing およびファイルオーバー /SLB(自動
フォールバックは無効)チームタイプの制限事項
Smart Load Balancing (SLB)は、プロトコル固有のスキームです。IP のサポー ト レ
ベルを
表 2-1 にリスト します。
表 2-1. Smart Load Balancing
オペレーティングシステム
プロトコル
フェイルオーバーとフォー
ルバック
- すべて Dell
フェイルオーバーとフォー
ルバック
- 複数ベンダー
IP IP
Windows Server 2012 および 2012 R2 はい はい
オペレーティングシステム
プロトコル
負荷バランス - すべて Dell
負荷バランス - 複数ベン
ダー
IP IP
Windows Server 2012 および 2012 R2 はい はい