Users Guide
2–Windows Server でのチーム化の設定
負荷バラ ン シ ング と フ ォ ール ト ト レ ラ ン ス
10 BC0054508-04 M
SLB (自動フ ォ ールバ ッ クは無効)
Smart Load Balancing およびフェイルオーバー
Smart Load Balancing
(スマー ト ロー ドバラ ンス) およびフ ェ イルオーバーは、
Broadcom
®
によって実装された IP フ ローに基づ く ス イ ッ チ非依存型 NIC チー ミ ング
によ る負荷バラ ン シ ングです。 この機能は、 双方向で複数のアダプ タ (チーム
メン
バー) によ る
IP トラフィックのバランシングをサポートします。 このチーム タイプで
は、 チーム内のすべてのアダプ タ は、 個別の
MAC アドレスを持っています。 このチー
ム タ イ プは、 自動故障検出と 、 別のチーム メ ンバーまたはホ ッ ト ス タ ンバイ メ ンバーへ
の動的フ ェ イルオーバーを行 う こ と ができ ます。 フ ェ イルオーバーは、 レ イヤ
3 プロト
コル (
IP、 IPX、および NetBIOS Extended User Interface [NetBEUI]) に依存せず、
既存のレ イヤ
2 およびレイヤ 3 スイッチで実行されます。 このチーム タイプには、 中
継、 リ ン ク集約な どのス イ ッ チのコ ン フ ィ ギュ レーシ ョ ンは必要あ り ません。
メモ
SLB チームの設定時に LiveLink を有効に し ない場合、 Marvell では、 スイ ッ
チまたはポート でスパニングツリープロ ト コル (
STP)を無効にするか、
Port Fast を有効にする こ と をお勧め し ます。 これによ り 、 フ ェ イルオーバー
の実行時にスパニングツ リ ーのループが決定さ れるま でのダウン タ イムを最低
限に抑える こ とがで きます。
LiveLink は、 このよ う な問題を可能な限 り回避
します。
TCP/IP は完全にバラ ン スど り が行われてお り 、 Internetwork Packet
Exchange
(IPX) はチームの送信側だけでバラ ンス ど り を行います。 他のプ
ロ ト コルの場合、 バラ ンス ど り はプ ラ イ マ リ アダプ タ ーに限定 されます。
チーム メ ンバーが他の メ ンバーよ り も高速で リ ン ク されている場合、 ほ と ん
どの ト ラ フ ィ ッ クは、 高速のアダプ タ で処理さ れます。