Users Guide
14– データ セン ターブ リ ッ ジング
DCB を設定する
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データセンターブリッジング交換(DCBX)
データセン ターブ リ ッ ジング交換 (DCBX) は、 検出および機能交換プ ロ ト コ ルで、
ネ ッ ト ワーク フ ァ ブ リ ッ ク全体で一貫し た設定を確保するために、 リ ン クパー ト ナー間
の機能の伝達および
ETS と PFC の設定に使用 されます。 2 つのデバイ スが情報を交換
する ためには、 片方のデバイ スが他方のデバイ スからのネ ッ ト ワーク設定を受け入れる
必要があ り ます。 た と えば、
C-NIC が接続さ れているス イ ッ チからの ETS と PFC の
設定情報を受け入れる よ う に設定 されていて、 スイ ッ チが
C-NIC の受け入れを確認し
た場合、 スイ ッ チは
C-NIC に推奨される ETS と PFC のパラ メ ー タ設定を送信し ます。
DCBX プ ロ ト コルは、 リ ン ク レベル検出プ ロ ト コル (LLDP)を使用して、リンクパー
トナー間で
PFC と ETS の設定を交換し ます。
DCB を設定する
デフォルトでは、 DCB は BCM57712/578xx DCB 互換の C-NIC で有効にな っていま
す。
DCB の設定が必要になる こ と はほと んどあ り ません。 ほ と んどの場合はデ フ ォル ト
設定をそのまま利用できます。
DCB のパラ メ ー タは QCS CLI で設定できます。 QCS
CLI
の詳細については、 『User’s Guide, QLogic Control Suite CLI』(ユーザーガイド、
QLogic Control Suite CLI)を参照してください。
DCB の条件
以下の条件によ り 、 DCB テクノロジはネッ トワーク上で機能できます。
インタフェース上で
DCB が有効にな っ ている場合、 DCBX は自動的に有効にな
り 、 リ ン クが確立さ れる と 、 自動的に実行 されます。
DCBX が互換性ある ピア と の同期に失敗 し た場合、 アダプ タ は自動的にデフ ォル
トの
NIC 動作 (優先度 タ グな し 、 PFC なし、 ETS なし) にフォールバックしま
す。
デ フ ォル ト では、 ポー ト は受け入れ可能 と し て自身を ア ド バ タ イズするため、 ス
イッチからアドバタイズされるすべての
DCB 設定を受け入れます。
PFC が動作可能な場合、 PFC 設定が リ ン ク レベルの フ ロー制御設定に代わ っ て
使用さ れます。
PFC が動作不能な場合、 リ ン ク レベルのフ ロー制御設定が使用さ
れます。
メモ
FCoE の動作は、 VLAN 検出の成否に影響を受けます。 FCoE をサポー ト するす
べてのスイ ッ チは
VLAN 検出をサポー ト し ますが、 一部のス イ ッ チでは特定の設
定が必要になる場合があ り ます。
VLAN 検出を正常に実行でき る よ う にポー ト を
設定する方法については、 ス イ ッ チの設定ガ イ ド を参照し て く だ さ い。