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13– フ ァ イバーチ ャネルオーバーイーサネ ッ ト
SAN からの FCoE ブー ト
226 BC0054508-04 M
FCoE パスを介した OS のインス トールでは、 FCoE を迂回して CD または DVD イン
ストール
メディアまでスキップするようにオプション ROM に指示する必要があ り ま
す。
217 ページの 「FCoE ブート用に Marvell Multiple Boot Agent を準備する
(
CCM)」 で説明し ている よ う に、 ブー ト 順序は、 Marvell ブー ト を最初に、 インス トー
ルメディアを
2 番目に し て設定する必要があ り ます。 さ ら に、 OS のイ ンス ト ール中は、
FCoE ブート を迂回し、 ブー ト用のインス ト ールメデ ィ アを通過する必要があります。
そのためには、 単に
FCoE ROM からのブート試行を許可し、 BIOS によるフ ェ イルス
ルーと インス ト ールメ デ ィ アのブー ト を許可するのではな く 、
FCoE ブート ROM から
のブー ト に対し て
1 回のみ無効を実行し ます。 最後に、 イ ン ス ト ールが正常に続行する
には、
FCoE ROM が正常にブー ト LUN を検出し 、 その準備完了状態を テス ト する必
要があ り ます。 ブー ト
ROM が LUN の検出 と協調迂回を実行で き ない場合、 OS を
LUN
に正し く イ ンス ト ールで き ません。
強調迂回には次の 2 つの選択肢があ り ます。
FCoE ブート ROM が準備完了状態の タ ーゲ ッ ト LUN を検出する と、4 秒以内に
CTRL+D
キーを押し て Stop booting from the target (ターゲッ トから起動を
停止) する よ う に求める指示 メ ッ セージが表示 されます。
CTRL+D キーを押し
て、 インス ト ール
メディアからのブートに進みます。
CCM から、 MBA 設定の Option ROM (オプシ ョ ン ROM)設定を One Time
Disabled
(ワン タ イム デ ィ セーブル) に設定 し ます。 この設定を使用する と 、
FCoE ROM がロー ド され、 準備完了状態の LUN が検出さ れる と 、 自動的に迂回
し ます。 イ ンス ト ール後に再起動する と、 オプシ ョ ン
ROM が自動的に Enabled
(有効) に戻 されます。
すべてのオプシ ョ ン
ROM バナーが出るのを待ちます。 FCoE ブートは、 呼び出される
と、 図
13-10 に示すよ う に ターゲ ッ ト に接続し、 CTRL+D キーを押して迂回を呼び出
すまで
4 秒待機するウ ィ ン ド ウが表示さ れます。 CTRL+D キーを押し て、 インス ト ー
ルに進みます。
図 13-10. FCoE ブート