Users Guide
13– フ ァ イバーチ ャネルオーバーイーサネ ッ ト
SAN からの FCoE ブー ト
216 BC0054508-04 M
優先度フ ロー制御 (PFC)とともにロスレス動作を提供するデータセンターブ
リッジング (
DCB)
拡張伝送選択 (
ETS)とともに FCoE ト ラ フ ィ ッ クに リ ン ク 帯域幅を割 り 当て る
DCB
DCB
では、 ス ト レージ、 管理、 コ ン ピ ューテ ィ ング、 および通信の各フ ァ ブ リ ッ ク を、
標準の
Ethernet ネ ッ ト ワー ク よ り 簡単に導入、 ア ッ プグ レー ド 、 および維持で き る単
一の物理フ ァ ブ リ ッ ク に組み込むこ とがで き ます。
DCB テクノロジを使用すると、 対応
可能な
Marvell C-NIC では、 デー タ セン タ ーの物理 リ ン クのロ ス レ スのデー タ配信、 低
遅延、 および標準ベースの帯域幅共有を実現でき ます。
DCB では、 FCoE、 iSCSI、
ネッ トワーク接続ストレージ (
NAS)、 管理、 および IPC のトラフィ ックフローがサ
ポー ト されています。
DCB の詳細については、 第 14 章 データ セン ターブ リ ッ ジングを
参照し て く だ さ い。
FCoE アダプターインスタンスをク リ ッ ク し、 Create a Virtual Port (仮想ポー ト の作
成) または
Create Multiple Virtual Ports (複数の仮想ポー ト の作成) のど ち らかを
選択し て
Windows QCC GUI で NPIV を設定します。 QCS CLIcreatenpivport コ
マンド と createmultinpivport
コマンドも発行できます。 vport_create コマン
ドを発行することにより、
Linux で NPIV を設定します。
Hyper-V Virtual SAN Manager を使用するか、 Windows Server 2012 R2 (および以
降)
PowerShell Add-VMFibreChannelHBA コマンドを発行して Windows Server
2012 R2 vFC
を追加します。
SAN からの FCoE ブート
本項では、 Windows、 Linux、および ESXi オペレーテ ィ ングシステムのインス ト ール
と ブー ト 手順について説明 し ます。
次のセ ク シ ョ ン では、
OS イ ン ス ト ール前のブー ト 環境の BIOS セッ トアップと設定の
詳細について説明し ます。
FCoE の構築とブート用にシステム BIOS を準備する
FCoE の構築と ブー ト 用にシス テム BIOS を準備するには、 必要に応 じ て、 シス テムの
ブート順序を変更し、
BIOS ブート プロ ト コルを指定します。
システムのブート順序を変更する
システムブー ト 順序の最初のエ ン ト リ は、 Marvell イニシエータである必要があります。
2 番目のエ ン ト リ は、 OS インストール メ デ ィ ア である必要があ り ます。 ブー ト 順序を
正し く 設定する こ とが重要です。 そ う し ない と 、 イ ン ス ト ールは正 し く 続行 し ません。
目的のブー ト
LUN が検出されないか、 検出されてもオフ ラ インのマークが付けられて
います。