Users Guide
11–Marvell チーム化サービス
チーム化に関する問題の ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ング
195 BC0054508-04 M
最大のスループ ッ ト を必要と するチームには LACP または GEC/FEC を使用する
必要があ り ます。 このよ う な場合は、 中間 ド ラ イバがアウ ト バウン ド のロー ド
バ
ランシングのみを担当し、 スイッチがインバウンドのロードバランシングを行い
ます。
集約さ れたチーム (802.3ad/LACP および GEC/FEC)は、IEEE 802.3a、
LACP、または GEC/FEC をサポー ト する単一のス イ ッ チにのみ接続する必要が
あります。
Marvell では、 ハブは半二重通信し かサポー ト し ないため、 チームをハブに接続す
る こ とはお勧めで き ません。 ハブ を チームに接続するのは、 ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ
ングを目的 と する場合のみに し て く だ さ い。
LACP または GEC/FEC チームに参
加しているネッ トワーク
アダプタのデバイス ドライバをディスエーブルすると、
ネッ ト ワーク接続に悪影響を与える場合があります。
Marvell では、 ネッ ト ワーク
接続の切断を避けるために、 デバイ ス ド ラ イバを無効にする前に、 まずス イ ッ チ
からアダプターを物理的に抜いてお く こ とをお勧めします。
ベース ( ミ ニポー ト ) ド ラ イバ と チーム (中間) ド ラ イバが同じ リ リ ースパ ッ
ケージであるこ と を確認し ます。
Dell では、 異なる リ リースのベース ドライバと
チーム
ド ラ イバが混在する環境でのテス ト を行 っ てお らず、 またサポー ト も し て
いません。
実稼働環境に配置する前に、 各物理アダプ タ ーへの接続を テス ト し てから チーム
化を行って く ださい。
チームのフ ェ イルオーバーおよびフ ォールバッ ク動作をテス ト します。
非実稼動ネ ッ ト ワー クから実稼動ネ ッ ト ワー クに移行する場合は、 フ ェ イルオー
バーとフォールバックを再度テストすることを強くお勧めします。
実稼動環境に移行する前に、 チームのパフ ォーマ ンスの動作を テス ト し ます。
Microsoft iSCSI イニシエータまたは iSCSI オフロードを使用して iSCSI トラ
フ ィ ッ ク を実行 し ている場合、 ネ ッ ト ワー ク チーム化は使用で き ません。 これら
のポー ト には、
Marvell ネ ッ ト ワー ク チーム化の代わり に MPIO を使用して く だ
さい。
iSCSI ブート および iSCSI オ フ ロー ド の制限については、 第 10 章 iSCSI プロト
コルを参照して く ださい。
トラブルシューティングのガイドライン
システムでアダプ ターのチーム化を使用している場合は、 Dell サポー ト へ問い合わせる
前に、 以下に示すネ ッ ト ワー ク接続に関する問題の ト ラ ブルシ ューテ ィ ングを実行し て
ください。
1.
各アダプ タ ーの リ ン ク ラ イ ト が点灯 し てお り 、 すべてのケーブルが接続されてい
ることを確認します。
2.
ベース ド ラ イバと 中間 ド ラ イバが同じ Dell のリ リースに属しており、 正し く ロー
ドされていることを確認します。