Users Guide
11–Marvell チーム化サービス
チーム化の仕組み
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LiveLink
LiveLink は QLASP の機能であ り 、 チーム タ イ プが Smart Load Balancing (SLB)
および
SLB (自動フ ォ ールバ ッ クは無効) の場合に使用でき ます。 LiveLink は、 ス
イ ッ チで発生し た リ ン ク
ロスを検出し、 リンクが有効になっているチーム メンバーのみ
の ト ラ フ ィ ッ ク をルーテ ィ ング し ます。 この機能は、 チーム化ソ フ ト ウ ェ アで も使用す
ることができます。 チーム化ソフ トウェアは、 各チームメンバーからリンクパケッ トを
発行し て、
1 つまたは複数の特定ネ ッ ト ワー クデバイ スのプ ローブ (検査) を行います。
プ ローブ対象は、 リ ン ク
パケッ ト を受信すると応答を返します。 チーム メンバーが一定
時間内に応答を検出し ない場合、 リ ン クは損失し てお り 、 チーム化ソ フ ト ウ ェ アはその
チーム
メ ンバー と の ト ラ フ ィ ッ クの送受信を中断 し ます。 その後、 そのチーム メンバー
がプローブ対象からの応答を検出 し た場合、 リ ン クは復元さ れ、 チーム化ソ フ ト ウ ェ ア
はそのチーム
メ ンバー と の ト ラ フ ィ ッ クの送受信を自動的に再開 し ます。 LiveLink は、
TCP/IP でのみ動作し ます。
LiveLink 機能は、 32 ビットおよび 64 ビッ ト Windows オペレーテ ィ ングシステムでサ
ポー ト されています。
Linux オペレーテ ィ ング シス テムに備わっ ている同様の機能につ
いては、
Red Hat の文書類のチ ャ ネル結合に関する情報を参照 し て く だ さ い。
各チームタイプと関連する各種機能の属性
各チーム タ イ プ と 関連する各種機能の属性は、 表 11-5 にまとめられています。
表 11-5. チーム化属性
機能 属性
Smart Load Balancing
ユーザーイ ン タ フ ェ ース QCS CLI または QCC GUI
チーム数 最大数 16
チームご とのアダプ タ ー数 最大数 16
動的置換 はい
動的追加 はい
動的削除 はい
リ ン ク速度サポー ト さ ま ざまな速度
フレーム プロ ト コル
IP
インバウンド パケ ッ ト 管理
QLASP
アウ ト バウン ド パケ ッ ト 管理
QLASP
LiveLink
のサポー ト はい
フェイルオーバー イベン ト リンク ロス
フェイルオーバー時間 500 ミ リ 秒未満