Users Guide
11–Marvell チーム化サービス
チーム化の仕組み
167 BC0054508-04 M
ネットワーク通信
SLB
のキー属性には、 以下が含まれます。
フェイルオーバーメカニズム — リンクロス検出。
負荷バラ ン シングアルゴ リ ズム — インバウンドおよびアウトバウンドトラフィッ
クは、 レイヤ
4 フローに基づいて、 Marvell 独自の メ カ ニズムでバラ ン ス を と り
ます。
MAC ア ド レ ス を使用し たアウ ト バウン ド の負荷バラ ン シング — なし
IP ア ド レ ス を使用し たアウ ト バウン ド の負荷バラ ンシ ング — あり
QLogic 以外の製品を使用し たチーム化 — サポー ト あ り (少な く と も 1 つの
Marvell
イーサネッ ト アダプ ターをチームメ ンバーと して含んでいる必要があり ま
す)。
アプリケーション
SLB
アルゴ リ ズムは、 コ ス ト が考慮さ れる、 または市販のス イ ッ チング装置が使用 され
る家庭および小規模企業環境に最も適 し ています。
SLB チーム化は、 管理 されていない
レイヤ
2 ス イ ッ チで動作し 、 サーバーの冗長性と リ ン ク集約を確保する費用対効果の高
い方法と な っています。
Smart Load Balancing は、 リ ン ク 容量が異なる物理アダ プ タ
のチーム化もサポー ト し ます。 また、
SLB は、 チーム化し たス イ ッ チのフ ォル ト トレ
ランスが必要な場合にお勧めします。
推奨される設定
SLB
では、 ハブ と ス イ ッ チが同じ ブ ロー ド キ ャ ス ト ドメインにある場合に、そのハブ
と スイ ッ チへのチーム化されたポー ト の接続がサポー ト されます。 ポー ト は同じサブ
ネッ ト上にある必要があるため、 ルーターまたはレイヤ
3 ス イ ッ チへの接続はサポー ト
していません。
スイッチ依存型
通有静的中継
アダプタ リンク パー ト ナーで占有の ト ラ ンキング メカニズムをサポートするよう静的
に設定さ れている場合、 このモー ド で さ まざま な環境がサポー ト で き ます。 このモー ド
を使用して、
Lucent Open Trunk、 Cisco Fast EtherChannel (FEC)、 お よび Cisco
Gigabit EtherChannel
(GEC) をサポー ト でき ます。 通有 リ ン ク集計の場合と 同様に、
静的モー ド では、 ス イ ッ チ管理者がポー ト を チームに割 り当てる必要があ り ます。 また、
リ ン ク集約制御プ ロ ト コル (
LACP) フ レームの交換がないため、 この割り当ては
QLASP
で変更できません。
このモー ド では、 チーム内のすべてのアダプ タが同じ MAC ア ド レスの受信パケ ッ ト に
設定さ れます。 ト ラ ンキングはレ イヤ
2 アドレスで動作し、 インバウンド / アウ トバウ
ンド
トラフィックのロード バラ ンシングと フ ェ イルオーバーをサポー ト し ています。
QLASP ド ラ イバは前述のレ イヤ 4 プロ ト コルを使用し てアウ ト バウン ドパケ ッ ト の負
荷バラ ンシングスキームを決定するのに対し、 チームのリ ン クパー ト ナーはインバウン
ド パケ ッ ト の負荷バラ ン シ ングスキームを決定 し ます。