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11–Marvell チーム化サービス
要旨
151 BC0054508-04 M
チーム化とネットワークアドレス
アダプ タのチームは単一の仮想ネ ッ ト ワーク インターフェイスとして機能し、 チーム化
されていないアダプタのネッ ト ワーク
デバイ ス と同じ よ う に見えます。 仮想ネ ッ ト ワー
ク
アダプタは、 単一のレイヤ 2 アドレスと 1 つまたは複数のレ イヤ 3 アドレスを通知
し ます。 チーム化 ド ラ イバは、 初期化の際に、 チームを構成する物理アダプ タのいずれ
かから、 チーム
MAC アドレスとなるMAC アドレスを 1 つ選択し ます。 一般的に この
ア ド レ スは、 ド ラ イバが最初に初期化する アダプ タか ら取得 されます。 チームを管理 し
ているシステムは、
ARP 要求を受信する と 、 チーム内の物理アダプ タ の中から MAC ア
ドレスを
1 つ選択し て、 ARP 応答のソ ース MAC アドレスとして使用します。
Windows オペレーテ ィ ングシステムでは、 IPCONFIG /all コ マ ン ド は個々の物理ア
ダプターではな く仮想アダプターの
IP アドレスと MAC アドレスを表示します。プロト
コル
IP ア ド レ スは、 個々の物理アダプ タ ではな く 仮想ネ ッ ト ワー ク インターフェイス
に割り当て られます。
ス イ ッ チ独立型のチーム化モー ド の場合、 デー タ伝送時には、 仮想アダプ タ を構成する
すべての物理アダプ タ が、 物理アダプ タ に割 り 当て られている一意の
MAC アドレスを
使用し ます。 すなわち、 チーム内の各物理アダプ タ ーで送信さ れる フ レームは、 一意の
MAC
アドレスを使用して IEEE に準拠する必要があ り ます。 ARP キャ ッシュ エン ト リ
が、 受信フ レームから ではな く 、
ARP 要求および ARP 応答からのみ情報を得る こ と に
注意する こ とが重要です。
チーム化タイプの説明
本項で説明するチーム化タ イ プには以下が含まれます。
Smart Load Balancing およびフ ェ イルオーバー
通有中継
リンク集約 (
IEEE 802.3ad LACP)
SLB (自動フ ォ ールバ ッ クは無効)
サポー ト されているチーム化タ イ プ を分類する
3 つの方法は、 以下に基づいています。
ス イ ッ チポー ト の設定がアダ プ タ ーチーム化 タ イ プ と も一致 し ている必要がある
か。
チームで負荷バランシングと フ ェ イルオーバー、 またはフェ イルオーバーのみを
サポー ト するか、 と い う チームの機能。
リ ン ク集約制御プ ロ ト コル (LACP) が使用さ れているかど う か。