Users Guide
3– フ ァ イバーチ ャ ネルの設定
仮想ポー ト の設定 (
NPIV)
52 BK3254601-04 J
アプリケーショ ンまたは VM のパフ ォ ーマ ンス を最大化する ために必要な帯域幅を検討
して、
QoS レベルをその値の 105 パーセン ト に設定 し ます。 例えば、 VM 上の ミ ッ
シ ョ ンク リ テ ィ カルなアプ リケーシ ョ ンがフ ァ ブ リ ッ ク経由でそのデータ を転送するた
めに
1Gb の帯域幅を必要と する場合、 Marvell ではその仮想ポー ト に 1.05Gb の帯域幅
を推奨します。
または、 仮想ポー ト
QoS 値を利用可能な合計帯域幅のパーセン テージで設定する こ と
もできます。
物理ポー ト が
4 つの仮想ポー ト にパーテ ィ シ ョ ン分割 されている場合、 ポー ト 帯域幅は
ト ラ フ ィ ッ クの要求に応 じ てその仮想ポー ト に分割 されます。
QConvergeConsole では、 仮想ポー ト ご と に物理ポー ト の帯域幅の最小および最大
パーセ ン テージ を設定する こ と によ り 、 各仮想ポー ト の
QoS を設定できます。 この機
能に よ っ て、 仮想ポー ト を使用し て業務継続性の確保のための ミ ッ シ ョ ン ク リ テ ィ カル
なアプ リ ケーシ ョ ン を実行する ために一定の帯域幅を必要 と するポー ト それぞれに、 転
送レー ト を保証する こ と が可能にな り ます。 特定の
QoS の設定は、 VM がポー ト 帯域
幅の確保を競 う と きに生 じ るボ ト ルネ ッ ク を解決でき ます。
QConvergeConsole GUI を使用して帯域幅のパーセンテージで QoS を設定するに
は、次の手順を実行します。
1. QConvergeConsole の左側のシステムツ リ ーペイ ン で、 2700 Series Adapter
を展開します。
2. 仮想ポートを選択 し ます。
3. 右側のコ ンテ ン ツペ イ ン で、 QoS (サービ ス品質) タ ブ を ク リ ッ ク し ます。
4. QoS Type (QoS タイプ) ボックスで、 Bandwidth (帯域幅) を選択し ます。
5. View By (次によ り 表示) メ ニ ュ ーで、 Bandwidth Percentage (帯域幅の
パーセンテージ) を選択し ます。
6. スライダを動かして、 パーセンテージを 1 ~ 100 パーセ ン ト の範囲で選択し ま
す。 この選択は、 選択 し た仮想ポー ト 経由のデー タ 転送に対 し て保証する帯域幅
を示します。
メモ
帯域幅で QoS を設定する こ と によ り 、 仮想ポー ト への最小帯域幅が保証さ れます
が、 上限は保証 されません。 ア プ リ ケーシ ョ ン または仮想ポー ト が
QoS 帯域幅値
で許可さ れている量を超え る帯域幅を必要 と し てお り 、 物理ポー ト に利用可能な
帯域幅がある場合は、 ア プ リ ケーシ ョ ンは追加の帯域幅を受け取 り ます。 ポー ト
は追加の帯域幅をオンデマ ン ド で最大でポー ト のキ ャパシ テ ィ まで、 または仮想
ポー ト 間で帯域幅の競合が起こ るま で割 り 当てます。