Users Guide
2– ドライバのインストールと設定
Linux ドライバのインストールと設定
14 BK3254601-04 J
Linux ファイバーチャネルドライバのインストール
本項では、 次のオペレーテ ィ ングシステム用の Linux ファイバチャネルドライバをイン
ストールする手順を説明します。
RHEL 7.x および 8.x ド ラ イバの構築
SLES 12 SP4 および SLES 15/15 SP 1 の ド ラ イバの構築
RHEL 7.x および 8.x ドライバの構築
1.
ソースド ライバファイルを含むディ レク ト リ、
qla2xxx-src.vx.xx.xx.xx.xx.x-k.tar.gz から、 適切なコマン ド を発行
します。
# tar -xzvf qla2xxx-src-vx.xx.xx.xx.xx.x-k.tar.gz
# cd qla2xxx-src-vx.xx.xx.xx.xx.x-k
2. 次のよ う に build.sh スクリプトを実行し、 ソースコードからドライバモ
ジュールを構築してインストールします。
# ./extras/build.sh install
build.sh ス ク リ プ ト によ っ て行われる処理は次のと お り です。
ドライバの
.ko ファイルを構築する。
.ko フ ァ イルを適切な /lib/modules/<kernel
version>/extra/qlgc-qla2
xxx ディレクト リにコピーする。
適切なデ ィ レ ク テ ィ ブ を modprobe.conf に追加する (該当する場合)。
3. ( オプシ ョ ン) 手動でド ライバをロードするには、 insmod または modprobe コ
マンドを発行します。
ローカルビルドディ レク ト リから直接ド ライバをロードするには、 次の
insmod コマンドを順序どおりに発行します。
# modprobe scsi_tgt.ko (まだロー ド し ていない場合)
# modprobe scsi_transport_fc.ko
# insmod ./qla2xxx
.ko
modprobe を使用して ド ラ イバをロード するには、 次のコマン ド を発行し
ます。
# modprobe -v qla2xxx
メモ
オプシ ョ ン で、 この手順のステップ 3 と ステップ 4 の一方または両方を実
行する こ とがで きます。