Owners Manual
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セットアップユーティリティ
起動メニュー
旧バージョンのワークステーションプラットフォームと同様、このコンピューターは 1 回限りの起動メニュ
ーに対応します。セットアップユーティリティで定義した起動デバイス順序をスキップして、特定のデバイ
ス(たとえば、フロッピー、CD-ROM、またはハードドライブ)から直接起動できるスピーディで便利なメカ
ニズムを提供します。
• アクセスが容易 — <Ctrl><Alt><F8> キーストロークはまだ有効で、メニューの呼び出しに使用できます
が、システム起動中に <F12> を押すだけでメニューにアクセスできるようになりました。
• ユーザープロンプト — メニューへのアクセスが簡単になった他、ユーザーは BIOS スプラッシュ画面
でキーストロークを使用して操作することができるようになりました。キーストロークはユーザー
に「非表示」ではなくなりました。
• 診断オプション— 起動メニューには、IDE Drive Diagnostics(IDE ドライブ診断)(90/90 ハードドライ
ブ診断)と Boot to the Utility Partition(ユーティリティパーティションへの起動)という 2 つの診断オ
プションが用意されています。ユーザーは、<Ctrl><Alt><D> と <Ctrl><Alt><D>と <Ctrl><Alt><F10> という
キーストロークを覚える必要がなくなりました。
メモ: 1 回限りの起動メニューは現在の起動のみに影響するため、トラブルシューティングの後、技術担
当者がいなくても、起動順序を元に戻すことができるというメリットがあります。
コンピューターには、Dell ロゴ画面で POST プロセス中に使用可能なキーストロークオプションがいくつかあ
ります。このキーストロークによって一部のオプションが使用可能になります。
キーストローク 機能 説明
<F2>
セットアップユ
ーティリティを
起動する
セットアップユーティリティを使用して、ユ
ーザー定義の設定を変更します。
<F12>
起動メニューを
起動する
1 回限りの起動および診断ユーティリティメ
ニュー
タイミングキーシーケンス
セットアップで最初に初期化されるデバイスは、キーボードではありません。そのため、キーストロークを
押すタイミングが早すぎると、キーボードをロックしてしまいます。この場合、モニターにキーボードエラ
ーが表示され、
<Ctrl><Alt><Del> キーでシステムを再起動できなくなります。
このトラブルを避けるため、キーボードが初期化されるまで、キーストロークを押さないでください。この
タイミングをチェックするには、
2 通りの方法があります。
•
キーボードのライトが点滅する。
モニターがすでに立ち上がっている場合は、2 番目の方法が良いでしょう。モニターがまだ立ち上がってい
ない場合は、ビデオ信号が表示されるまでにチャンスを逃してしまうこともあります。その場合、ライトで
チェックする 1 番目の方法でキーボードが初期化されたことを確認します。
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