Dell Precision ワークステーション R7610 オーナーズマニュアル 規制モデル: E15S 規制タイプ: E15S002
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい ます。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2013 Dell Inc. 本書で使用されている商標:Dell™、DELL ロゴ、Dell Precision™、Precision ON™、ExpressCharge™、Latitude™、Latitude ON、™ OptiPlex™、Vostro™、および Wi-Fi Catcher™ は Dell Inc. の商標です。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core™、Atom™、Centrino®、およ び Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標または商標です。AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 メモ、注意、警告.......................................................................................................................2 1 コンピューター内部の作業..................................................................................................7 コンピューター内部の作業を始める前に.........................................................................................................7 奨励するツール......................................................................................................................................
18 冷却用エアフローカバーの取り付け ...........................................................................43 19 SAS(シリアル接続 SCSI)バックプレーンの取り外し...........................................45 20 SAS(シリアル接続 SCSI)バックプレーンの取り付け...........................................47 21 フロントシャーシアセンブリの取り外し...................................................................49 22 フロントシャーシアセンブリの取り付け...................................................................51 23 ファンブラケットの取り外し..............................................................
40 リモートアクセスホストカードの取り付け..............................................................89 41 SAS コントローラーカードの取り外し........................................................................91 42 SAS コントローラーカードの取り付け........................................................................93 43 システム基板の取り外し..................................................................................................95 44 システム基板の取り付け..................................................................................................
コンピューター内部の作業 1 コンピューター内部の作業を始める前に コンピューターの損傷を防ぎ、ユーザー個人の安全を守るため、以下の安全に関するガイドラインに従って ください。特記がない限り、本書に記載される各手順は、以下の条件を満たしていることを前提とします。 • コンピューターに付属の「安全に関する情報」を読んでいること。 • コンポーネントは交換可能であり、別売りの場合は取り外しの手順を逆順に実行すれば、取り付け可 能であること。 警告: コンピューター内部の作業を始める前に、コンピューターに付属の「安全に関する情報」に目を通 してください。安全に関するベストプラクティスについては、規制コンプライアンスに関するホームペ ージ(www.dell.
6. カバーを取り外します。 注意: コンピューターの内部に触れる前に、コンピューターの裏面など塗装されていない金属面に触 れ、静電気を除去します。作業中は定期的に塗装されていない金属面に触れ、内部コンポーネント を損傷する恐れのある静電気を放出してください。 奨励するツール この文書で説明する操作には、以下のツールが必要です。 • 細めのマイナスドライバー • プラスドライバー • 小型のプラスチックスクライブ コンピューターの電源を切る 注意: データの損失を防ぐため、コンピューターの電源を切る前に、開いているファイルはすべて保存し て閉じ、実行中のプログラムはすべて終了してください。 1. オペレーティングシステムをシャットダウンします。 – Windows 8 では: * タッチパネル入力を有効にするデバイスの用法: a. 画面の右端からスワイプ入力し、チャームメニューを開き、Settings(設定)を選択 します。 b. * を選択し、続いてシャットダウンを選択します。 マウスの用法: a. 画面の右上隅をポイントし、Settings(設定)をクリックします。 b.
コンピューター内部の作業を終えた後に 交換(取り付け)作業が完了したら、コンピューターの電源を入れる前に、外付けデバイス、カード、ケー ブルなどが接続されていることを確認してください。 1. カバーを取り付けます。 2. 注意: ネットワークケーブルを接続するには、まずケーブルをネットワークデバイスに差し込み、次 にコンピューターに差し込みます。 電話線、またはネットワークケーブルをコンピューターに接続します。 3. コンピューター、および取り付けられているすべてのデバイスをコンセントに接続します。 4. コンピューターの電源を入れます。 5.
システムの概要 2 以下の図は前面ベゼルとカバーを取り外した後のコンピュータの内面図です。コールアウトはコンピュータ 内部のコンポーネントの名前とレイアウトを示しています。 1. コントロールパネル 2. プラスチックカバー 3. 冷却用エアフローカバー 4. ファンブラケット 5. システムファン 6. 配電ユニット 7. 中央の拡張カードケージ 8. 外側の拡張カードケージ 9. コイン型電池 10. SAS バックプレーン 11. フロントシャーシアセンブリ 12. ハードドライブ 13.
前面ベゼルの取り外し 3 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
前面ベゼルの取り付け 1. 前面ベゼルを下向きにスロットにセットし、コンピューターに向かって押し込みます。 2. リリースタブを固定します。 3. 支給されたキーを使用して、前面ベゼルをロックします。 4 4.
カバーの取り外し 5 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 3. – 前面ベゼル ラッチリリースロックを反時計方向に回してロック解除位置にします。 a) ラッチを持ち上げ、カバーをコンピューターの背面に向かってスライドさせます。 4.
カバーの取り付け 1. コンピューターにカバーをセットし、カチッと所定の位置に収まるまで押し下げます。 2. カバーラッチを押し下げます。 3. 前面ベゼルを取り付けます。 6 4.
電源ユニットの取り外し 7 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2.
電源ユニットの取り付け 1. 8 カチッと所定の位置に収まるまで、電源ユニットをコンピューターに差し込みます。 2.
ハードドライブキャリアの取り外し 9 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 前面ベゼルを取り外します。 3.
ハードドライブキャリアの取り付け 1. ハードドライブをドライブベイに挿入します。 2. カチッと所定の位置に収まるまで、ハードドライブキャリアの持ち手を押します。 3. 前面ベゼルを取り付けます。 10 4.
ハードドライブアセンブリの取り外し 11 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 – 3.
ハードドライブアセンブリの取り付け 1. ハードドライブをハードドライブキャディにセットします。 2. ハードドライブをハードドライブキャディのいずれかの面に固定するネジを締めます。 3. 次のコンポーネントを取り付けます。 – 12 ハードドライブキャリア – 前面ベゼル 4.
コントロールパネルの取り外し 13 注意: コントロールパネルの分解/組み立てには、T10 と T8 の 2 種類のトルクドライバーが必要です。 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 – 3.
コントロールパネルの取り付け 1. コントロールパネルケーブルを取り付けます。 2. コントロールパネルを固定するネジを取り付けます。 3. コントロールパネルを固定するトルクネジを取り付けます。 4. 次のコンポーネントを取り付けます。 – カバー – 前面ベゼル 14 5.
オプティカルドライブの取り外し 15 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3. 4.
オプティカルドライブの取り付け 16 1. オプティカルドライブをドライブベイに挿入します。 2. 電源ケーブルとデータケーブルを接続します。 3. 一方のタブを金属ヒンジに固定し、もう一方を所定の位置にカチッと収まるまで押し込み、プラスチッ クカバーを取り付けます。 次のコンポーネントを取り付けます。 4. – 冷却用エアフローカバー – カバー – 前面ベゼル 5.
冷却用エアフローカバーの取り外し 17 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 – 3.
冷却用エアフローカバーの取り付け 1. システムファンの前部の冷却用エアフローカバーをシステム基板にセットします。 2. 次のコンポーネントを取り付けます。 – 18 カバー – 前面ベゼル 3.
19 SAS(シリアル接続 SCSI)バックプレーンの 取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3. 4.
20 SAS(シリアル接続 SCSI)バックプレーンの 取り付け 1. 2. 青色のリリースタブを押して、ハードドライブアセンブリに沿ってシステム基板のスロットにバックプ レーンを挿入します。 SAS ケーブルを接続します。 3. 次のコンポーネントを取り付けます。 – ハードディスクドライブアセンブリ – ハードドライブキャリア – オプティカルドライブ – 冷却用エアフローカバー – カバー – 前面ベゼル 4.
フロントシャーシアセンブリの取り外し 21 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3.
フロントシャーシアセンブリの取り付け 1. 2. 22 カチッと所定の位置に収まるまで、コンピューターの背面に向かってフロントシャーシアセンブリをス ライドさせます。 次のコンポーネントを取り付けます。 – 冷却用エアフローカバー – カバー – 前面ベゼル 3.
ファンブラケットの取り外し 23 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 – 3.
ファンブラケットの取り付け 1. ファンブラケットをコンピューターにセットします。 2. ファンコネクタの上にケーブルがないようにします。 3. 同時に両方のリリースタブを下向きに押し、ブラケットを固定します。 4. 次のコンポーネントを取り付けます。 – 冷却用エアフローカバー – カバー 24 5.
システムファンの取り外し 25 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 – 3.
システムファンの取り付け 1. ファンがカチッと所定の位置に収まるまで、システムファンアセンブリに挿入します。 2. 上記の手順を繰り返して、残りのシステムファンをアセンブリに取り付けます。 3. 次のコンポーネントを取り付けます。 – 26 フロントシャーシアセンブリ – カバー 4.
コイン型電池の取り外し 27 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3.
コイン型バッテリーの取り付け 28 1. システム基板のスロットにコイン型電池をセットします。 2. リリースラッチのバネが所定の位置に戻るまで、コイン型バッテリーを押し下げて固定します。 3. 次のコンポーネントを取り付けます。 – ファンブラケット – 冷却用エアフローカバー – カバー – 前面ベゼル 4.
メモリの取り外し 29 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3.
メモリの取り付け 1. メモリモジュールをメモリソケットに差し込みます。 2. メモリが固定クリップで所定の位置に固定されるまで、メモリモジュールを押し下げます。 3. 次のコンポーネントを取り付けます。 – ファンブラケット – フロントシャーシアセンブリ – 冷却用エアフローカバー – カバー 30 – 前面ベゼル 4.
ヒートシンクの取り外し 31 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3. 4.
ヒートシンクの取り付け 1. ヒートシンクをシステム基板のプロセッサーの上にセットします。 2. ヒートシンクの対角線上の拘束ネジを締め固定させます。 3. 次のコンポーネントを取り付けます。 – ファンブラケット – フロントシャーシアセンブリ – 冷却用エアフローカバー – カバー 32 – 前面ベゼル 4.
プロセッサーの取り外し 33 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3.
4.
プロセッサーの取り付け 34 1. プロセッサーをソケットにセットします。 2. プロセッサーカバーを取り付けます。 3. メモ: プロセッサーカバーは 2 つのレバーで固定されています。レバーにはどちらのレバーを先に 開き、どちらのレバーを先に閉じる必要があるかを示すアイコンがあります。 最初のレバーを横方向へ固定フックにスライドさせ、プロセッサーを固定します。 4. 手順「3」を繰り返し、2 つ目のレバーを固定フックにスライドさせます。 5. 次のコンポーネントを取り付けます。 – ヒートシンク – ファンブラケット – フロントシャーシアセンブリ – 冷却用エアフローカバー – カバー – 前面ベゼル 6.
拡張カードケージの取り外し 35 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 – 前面ベゼル 3. – カバー 電源ケーブルを金属クリップから外します。 4.
5. 外側の拡張カードケージに接続するすべてのケーブルを外し、外側の拡張カードケージを持ち上げてコ ンピュータから外します。 6.
7.
拡張カードケージの取り付け 1. 中央の拡張カードケージに繋ぐケーブルを接続します。 2. コンピューターに、中央の拡張カードケージを取り付けます。 3. 外側の拡張カードケージに繋ぐケーブルを接続します。 4. コンピューターに、外側の拡張カードケージを取り付けます。 5. 拡張カードケージを繋ぐケーブルを配線します。 6. 次のコンポーネントを取り付けます。 – カバー – 前面ベゼル 36 7.
配電ユニットの取り外し 37 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3. 次のコンポーネントを取り外します。 – 前面ベゼル – カバー – 冷却用エアフローカバー – 電源ユニット – システムファン – ファンブラケット フロントシャーシアセンブリを前方にスライドさせます。 4. オプティカルドライブの電源コネクタと SAS バックプレーンのそれぞれのコネクタの切り込み押して 外側に引き、オプティカルドライブ電源コネクタと SAS バックプレーンコネクタを取り外します。 5.
6. すべてのケーブルを配線タブから外します。 7.
配電ユニットの取り付け 1. 配電ユニットをコンピューターにセットします。 2. 配電ユニットを固定するネジを取り付けます。 3. すべての電源ケーブルを配線チャネルを通して配線します。 4. CPU 1、CPU 2、SAS バックプレーン、オプティカルドライバー電源コネクターを接続します。 5. フロントシャーシアセンブリを元の位置にスライドさせます。 6. 次のコンポーネントを取り付けます。 – 拡張カードケージ – ファンブラケット – システムファン – ハードディスクドライブアセンブリ – 冷却用エアフローカバー – カバー 38 – 前面ベゼル 7.
39 リモートアクセスホストカードの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 – 前面ベゼル – カバー 3. – 拡張カードケージ すべてのカードをカードライザーケージから取り外します。 4.
40 リモートアクセスホストカードの取り付け 1. リモートアクセスホストカードをスロットに挿入します。 2. 次のコンポーネントを取り付けます。 – 拡張カードケージ – カバー – 前面ベゼル 3.
SAS コントローラーカードの取り外し 41 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3.
SAS コントローラーカードの取り付け 1. SAS コントローラーカードを固定するネジを取り付けます。 2. 次のコンポーネントを取り付けます。 – リモートアクセスホストカード – 拡張カードケージ – カバー – 前面ベゼル 42 3.
システム基板の取り外し 43 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 3.
システム基板の取り付け 1. システム基板をシャーシ内に置きます。 2. システム基板をコンピュータの後方へスライドさせます。 3. 青色のリリースタブを押します。 4. 次のコンポーネントを取り付けます。 – 配電ユニット – 拡張カードケージ – ファンブラケット – メモリ – プロセッサー – ヒートシンク – フロントシャーシアセンブリ – 冷却用エアフローカバー – カバー 44 – 前面ベゼル 5.
システム基板コンポーネント 45 以下の画像はシステム基板コンポーネントを示したものです。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. DIMM スロット システムファンコネクタ 前面パネルコネクタ CPU 2 メモリ電源コネクタ 配電ユニットコネクタ 24 ピン電源コネクタ 前面 USB コネクタ I/O ライザーバス SAS コネクタ PCIe G 2 S7 バスコネクタ I/O ライザーバス 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20.
46 トラブルシューティング 診断 LED メモ: 診断 LED は POST プロセスにおける進捗状況のインジケーターです。POST ルーティンを停止させ る問題については表示しません。 診断 LED はシャーシの前面、電源ボタンの隣にあります。これらのライトは、POST の間のみアクティブにな り、表示されます。オペレーティングシステムのロードが始まると、オフになり、表示されなくなります。 プレ POST および POST LED も備わり、システムの問題点を簡単かつ正確に指摘することができるようになり ました。 メモ: 電源ボタンが橙色、またはオフの場合、診断ライトが点滅し、青の場合は点滅しません。これには 特別な意味はありません。 ライトパターン 診断 LED 問題の内容 トラブルシューティング の手順 電源ボタン LED コンピューターの電源が 切れているか、またはコ ンピューターに電力が供 給されていません。 • • • • • 電源ケーブルをコ ンピューター背面 の電源コネクター とコンセントにし っかりと取り付け 直します。 電源タップ、電源 延長ケーブル、お よびその
ライトパターン 診断 LED 問題の内容 トラブルシューティング の手順 電源ボタン LED ルがシステム基板 にしっかりと接続 されているか確認 します。 システム基板に障害が発 生した可能性がありま す。 システム基板、電源ユニ ットまたは周辺機器の障 害が発生している可能性 があります。 コンピューターのコンセ ントを取り外します。1 分間、電流を流れるよう にします。コンピュータ ーを有効な電源コンセン トに接続し、電源ボタン を押します。 • • • • メモリモジュールが検出 されましたが、メモリ電 源障害が発生していま す。 102 • コンピューターの 電源を切り、コン セントは接続した ままにします。電 源ユニットの背面 にある電源テスト ボタンを長押しし ます。スイッチの 隣の LED が点灯し たら、システム基 板に問題が発生し ている可能性があ ります。 スイッチの隣にあ る LED が点灯しな い場合、内蔵、お よび外付けの周辺 機器をすべて取り 外し、電源装置ユ ニットの背面にあ る電源テストボタ ンを押したままに します。ライトが 点灯したら、周辺 機器に
ライトパターン 診断 LED 問題の内容 トラブルシューティング の手順 電源ボタン LED • CPU またはシステム基板 に障害が発生した可能性 があります。 ピューターを再起 動します。コンピ ューターが正常に 起動したら、障害 のあるモジュール を特定できるま で、別のモジュー ル(1 回に 1 個ず つ)を取り付ける か、エラーのない モジュールをすべ て取り付け直しま す。メモリモジュ ールを 1 個だけ取 り付けている場 合、別の DIMM コ ネクターに移動 し、コンピュータ ーを再起動しま す。 同じ種類の正常に 動作しているメモ リがあれば、その メモリをコンピュ ーターに取り付け ます。 正常に動作することを確 認した CPU と交換しま す。それでもコンピュー ターが起動できない場合 は、CPU ソケットに損傷 がないか確認してくださ い。 BIOS が壊れているか、見 コンピューターのハード ウェアは正常に動作して つかりません。 いますが、BIOS が壊れて いるか、または存在しな い可能性があります。 システム基板に障害が発 生した可能性がありま す。 PCI
ライトパターン 診断 LED 問題の内容 トラブルシューティング の手順 周辺機器カードまたはシ ステム基板に障害が発生 している可能性がありま す。 PCI および PCIe スロット から周辺機器カードをす べて取り出し、コンピュ ーターを再起動します。 コンピューターが再起動 したら、障害のあるカー ドを特定できるまで、周 辺機器カードを 1 枚ずつ 追加していきます。 電源ボタン LED システム基板に障害が発 生した可能性がありま す。 • • コイン型電池に障害が発 生している可能性があり ます。 コイン型電池を 1 分間取 り外し、再度取り付け、 コンピューターを起動し ます。 コンピューターは通常の オン状態になります。コ ンピューターが正常にオ ペレーティングシステム に起動したら、診断ライ トは点灯しません。 ディスプレイが接続され ていて電源が入っている か確認します。 プロセッサーに障害が発 生しています。 プロセッサーを取り付け 直します。 メモリモジュールが検出 されましたが、メモリ障 害が発生しています。 104 内蔵および外付け 周辺機器をすべ
ライトパターン 診断 LED 問題の内容 トラブルシューティング の手順 電源ボタン LED • グラフィックスカードに 障害が発生した可能性が あります。 • • • まで、別のモジュ ール(1 回に 1 個ず つ)を追加するか、 エラーのないモジ ュールをすべて取 り付け直します。 同じ種類の正常に 動作しているメモ リがあれば、その メモリをコンピュ ーターに取り付け ます。 ディスプレイ/モ ニターが外付けの グラフィックスカ ードに接続されて いることを確認し ます。 グラフィックスカ ードを取り付け直 します。 正常に動作するこ とが分かっている グラフィックカー ドがある場合、そ のカードをコンピ ューターに取り付 けます。 ハードドライブに障害が 起こっている可能性があ ります。 電源ケーブルとデータケ ーブルを取り付け直しま す。 USB に障害が発生した可 能性があります。 すべての USB デバイスを 取り付け直し、ケーブル 接続を確認します。 メモリモジュールが検出 されません。 • • 2 個以上のメモリ モジュールを取り 付けている場合、 モジュール
ライトパターン 診断 LED 問題の内容 トラブルシューティング の手順 電源ボタン LED リがあれば、その メモリをコンピュ ーターに取り付け ます。 メモリモジュールは検出 されましたが、メモリの 設定または互換性エラー が発生しています。 • • 拡張カードに障害が発生 した可能性があります。 • • • システム基板のリソース およびハードウェアのど ちらかまたは両方の障害 が発生した可能性があり ます。 • • • 106 メモリモジュー ル / メモリコネク ターの配置に特別 な要件がないこと を確認します。 使用するメモリが お使いのコンピュ ーターでサポート されていることを 確認します。 グラフィックカー ド以外の拡張カー ドを 1 つ取り外し てコンピューター を再起動し(を参 照)、コンフリク トが発生している かどうかを調べま す。 問題が解決しない 場合は、取り外し たカードを取り付 け、別のカードを 取り外して、コン ピューターを再起 動します。 取り付けている拡 張カードすべてに このプロセスを繰 り返します。コン ピューターが正常 に起動したら、取
問題の内容 ライトパターン 診断 LED トラブルシューティング の手順 電源ボタン LED ーネントに障害が あります。 他の障害が発生していま す。 • • • • ディスプレイ/モ ニターが外付けの グラフィックスカ ードに接続されて いることを確認し ます。 ハードドライブお よびオプティカル ドライブケーブル が正しくシステム 基板に接続されて いることを確認し ます。 デバイス(フロッ ピードライブやハ ードドライブな ど)のエラーメッ セージが画面に表 示されている場合 は、そのデバイス が正常に機能して いるかどうかを確 認します。 OS がデバイス(フ ロッピードライブ またはオプティカ ルドライブなど) からの起動を試み ている場合は、セ ットアップユーテ ィリティを使用し て、コンピュータ ーに取り付けられ ているデバイスの 起動順序が適切か どうかを確認しま す。 エラーメッセージ コンピューターを完全に停止させるエラー これらのエラーメッセージはシステムの電源を入れなおすことを要求してコンピューターを停止させます。 以下の表に BIOS エラーメッセージの一覧を表示
コンピューターを段階的に停止させるエラー これらのエラーメッセージはお使いのコンピューターを段階的に停止させ、 を押して続行または を押してセットアップユーティリティにアクセスすることを要求するメッセージが表示されます。以下の表 に BIOS エラーメッセージの一覧を表示します。 • Alert! Air temperature sensor not detected.(警告!空気温度センサが検知されません。 ) • Alert! Card-cage fan failure.(警告!カードケージファンの障害です。) • Alert! CPU 0 fan failure.(警告! CPU 0 ファンの障害です。) • Alert! Chipset heat sink not detected.(警告! チップセットヒートシンクが検知されません。 ) • Alert! Operating in debug mode. Please populate memory in pairs for normal operation.
47 仕様 メモ: 提供される内容は地域によって異なります。次の仕様には、コンピューターの出荷に際し、法によ り提示が定められている項目のみを記載しています。お使いのコンピューターの設定については、スタ ート → ヘルプとサポート をクリックして、お使いのコンピューターに関する情報を表示するオプショ ンを選択してください。 表 1. プロセッサ 機能 仕様 タイプ 4、6、および 8 コア Intel Xeon プロセッサー キャッシュ インストラクションキャッシュ 32 KB データキャッシュ 32 KB 256 KB ミッドレベルキャッシュ/コア 最大 20 MB (4C: 10 MB、6C: 15 MB/12 MB、8C: 20 MB) すべてのコア で共有されるラストレベルキャッシュ 表 2. システム情報 機能 仕様 チップセット Intel C600 チップセット BIOS チップ(NVRAM) 8 MB + 4 MB シリアルフラッシュ EEPROM 表 3.
表 5. オーディオ オーディオ 仕様 内蔵 Realtek ALC3220 オーディオコーデック 表 6. ネットワーク ネットワーク 仕様 内蔵 Intel 82579 および Intel 82574 イーサネットコントロー ラ 表 7. 拡張バス 拡張バス 仕様 バスのタイプ: PCI Express 3.0 PCI Express 2.0 PCI 2.3(オプション) SAS USB 2.0 SATA 3 バススピード: PCI:133 MB/ 秒 PCI Express: • • • • PCIe 3.0 x 16 スロット双方向速度-16 GB/秒 PCIe 3.0 x 8 スロット双方向速度-8 GB/秒 PCIe 3.0 x 4 スロット双方向速度-4 GB/秒 PCIe 2.0 x 4 スロット双方向速度-2 GB/秒 PCI 2.3 (32 ビット、33 MHz): 133 MB/秒 SAS:3 Gbps、6 Gbps SATA: 1.5 Gbps、3.
カードスロット 仕様 スロット 5 PCI Express 3.0 x8/x16(エレクトリカル/メカニカル、 フルハイト、フルレングス) スロット 6 PCI Express 3.0 x16(エレクトリカル/メカニカル、フ ルハイト、フルレングス) センターライザーオプション 2: スロット 5 PCI 32b、5V、フルハイト、フルレングス スロット 6 PCI Express 3.0 x16(エレクトリカル/メカニカル、フ ルハイト、フルレングス) 後部 IO: スロット 7 PCI Express 2.0 x4/x16(エレクトリカル/メカニカル、 ハーフハイト、ハーフレングス) 表 9. ドライブ ドライ ブ 仕様 外部アクセス可能: スリムライン SATA オプティカルベイ (1) 2.5 インチドライブベイ 内蔵 LSI2308 コントローラ付き 6 台の SAS または SATA ドライブ、または LSI9271-8i カード付き 6 台の SAS または SATA ドライブ 内部アクセス用 なし 表 10.
内蔵コネクター 仕様 前面パネルコントロール 28 ピンコネクター(1) システムファン 4 ピンコネクター(6) ホストカードリモート電源コントロール 2 ピンコネクター(1) CPU/メモリ電源 4 ピンコネクター(4) メモリ 240 ピンコネクター(12)(DDR3) 後部 IO: PCI Express 98 ピンコネクター(x8)(1) ライザー: アウターライザー PCI Express 164 ピンコネクター(x16)(3) センターライザーオプション 1: PCI Express 164 ピンコネクター(2)(x16) センターライザーオプション 2: PCI 120 ピンコネクター(1)(32 ビット) PCI Express 164 ピンコネクター(1)(x16) 前面 IO: 前面 USB 14 ピンコネクター(1) 内蔵 USB 4 ピンコネクター(1) 前面パネルコントロール 28 ピンコネクター(1) HDD 背面パネル: SATA 36 ピンミニ SAS コネクター(2)、29 ピン HDD コネ クター(6) 電源
コントロールおよびライト 仕様 ネットワークリンク保全ライト (前面): 青色のライト — ネットワークとコンピューターの間の接続が良好です。 オフ(消灯)— コンピュータがネットワークへの物理的な接続を検出し ていません。 ネットワークリンク保全ライト (背面): 緑色のライト — ネットワークとコンピューターが 10 MB/s の速度で正し く接続されていることを示します。 オレンジ色のライト — ネットワークとコンピューターが 100 MB/s の速 度で正しく接続されていることを示します。 橙色のライト — ネットワークとコンピュータが 1000 MB/s の速度で正し く接続されていることを示します。 ネットワーク動作ライト 橙色のライト — 接続でネットワーク動作があると点滅します。 診断ライト オフ — コンピューターはオフ、または POST を完了しています。 琥珀色のライト/点滅 — サービスマニュアルで診断コードを参照してく ださい。 表 13.
表 15. 環境 環境 仕様 温度: 動作時 10 ~ 35 °C(50 ~ 95 °F) 保管時 -40 ~ 65 ℃(-40 °F ~ 149 °F) 相対湿度(最大): 動作時 10~90 %(結露しないこと) 保管時 5~95 %(結露しないこと) 最大振動: 動作時 0.0002 G2/Hz で 5 ~ 350 Hz 保管時 0.001 ~ 0.01 G2/Hz で 5 ~ 500 Hz 最大衝撃: 動作時 パルス持続時間 2 ミリ秒 +/- 10% で 40 G +/- 5%(51 cm/ 秒に相当) 保管時 パルス持続時間 2 ミリ秒 +/- 10% で 105 G +/- 5%(127 cm/ 秒に相当) 空気中浮遊汚染物質レベル 114 ISA-S71.
セットアップユーティリティ 48 起動メニュー 旧バージョンのワークステーションプラットフォームと同様、このコンピューターは 1 回限りの起動メニュ ーに対応します。セットアップユーティリティで定義した起動デバイス順序をスキップして、特定のデバイ ス(たとえば、フロッピー、CD-ROM、またはハードドライブ)から直接起動できるスピーディで便利なメカ ニズムを提供します。 • アクセスが容易 — キーストロークはまだ有効で、メニューの呼び出しに使用できます が、システム起動中に を押すだけでメニューにアクセスできるようになりました。 • ユーザープロンプト — メニューへのアクセスが簡単になった他、ユーザーは BIOS スプラッシュ画面 でキーストロークを使用して操作することができるようになりました。キーストロークはユーザー に「非表示」ではなくなりました。 診断オプション— 起動メニューには、IDE Drive Diagnostics(IDE ドライブ診断)(90/90 ハードドライ ブ診断)と Boot to the Utility Partition(
Dell Diagnostics(診断)プログラム 工場出荷時にインストール済みのプラットフォームには、インストール済みユーティリティパーティション に 32 ビットシステム診断機能を備えています。システム起動中に キーストロークを使用して診断機能 にアクセスし、Diagnostics(診断)を選択します。 キーストロークを押すと、適切なモジュールが読み込まれ、PSA 診断機能が起動します。これがスキップさ れると、標準の Dell Diagnostics メインメニューが表示されます。診断を終了すると、システムは再起動し、 インストール済みのオペレーティングシステムに戻ります。 キーストロークでコンピュータ ーを再起動した場合も、システムは通常の起動シーケンスに戻ります。 サービス交換を行ったドライブには、ユーティリティパーティションはないため、上記の機能は使用できま せん。キーストロークを押しても、無視されます。 メモ: ユーティリティパーティションは、デバッグルーティンや FDISK ユーティリティで保護されていま せん。 セットアップユーティリティのオプシ
General(一般) • USB デバイス ドライブ Diskette Drive BIOS のフロッピードライブの設定方法を決定します。 • • SATA Operation 内蔵ハードドライブコントローラーの動作モードを次のいずれかに設定しま す。 • • • Drives 無効 有効(デフォルト) RAID 自動検出 / AHCI RAID 自動検出 / ATA (デフォルトは RAID On) コンピューターの各ドライブの有効化または無効化を選択するフィールドで す。 • • • • • • • SAS 0 SAS-1 SAS-2 SAS-3 SAS-4 SAS-5 SAS-6 System Configuration(システム設定) Integrated NICs 統合ネットワークカードを有効または無効にします。統合 NIC を次のように設 定します。 • • • USB Controller 内蔵 USB コントローラを有効または無効にします。 • • • Serial Port #1 無効 Enable(有効)(デフォルト) No boot(起動なし) 内蔵シ
System Configuration(システム設定) • • • 前面 USB Rear USB(後部 USB) オーディオ ビデオ Primary Video 2 台以上のコントローラーが使用可能な場合、システムがプライマリビデオコン トローラーを割り当てる順序を指定することができます。 • • コントローラ 1 コントローラ 2 パフォーマンス Multi Core Support コンピューターで 1 台、またはすべてのコアを有効にするか否かを指定します。 Enable Multi Core Support(マルチコアサポートを有効化) — デフォルトで有効 Hyper-Threading Technology ハイパースレッドテクノロジーを有効または無効にします。 Enable Hyper-Threading Technology(ハイパースレッドテクノロジーを有効化)— デフォルトで無効 Intel TurboBoost プロセッサーの Intel TurboBoost モードを有効、または無効にします。 Enable Intel Turbo Boost Technology
仮想化サポート Enable Intel® Virtualization Technology(Intel® 仮想化技術の有効化) - デフォル トで有効 VT for Direct I/O Virtual Machine Monitor(VMM)で ダイレクト I/O 用 Intel Virtualization Technology による追加ハードウェア機能を使用できるようにするかどうかを指定しま す。 Enable Intel® VT for Direct I/O(Intel® VT for Direct I/O を有効化) - デフォルトで 無効 セキュリティ Administrator Password 不正なユーザーによる設定変更を禁止します。以下の詳細情報を入力して [OK] をクリックします。 1. 古いパスワード 2. 新しいパスワード 3. 新しいパスワードを再入力します。 System Password 不正なユーザーによる起動を禁止します。以下の詳細情報を入力して [OK] をク リックします。 1.
セキュリティ Chassis Intrusion シャーシイントルージョン機能をコントロールします。このオプションは次の ように設定できます。 Clear Intrusion Warning(イントルージョン警告を解除) — デフォルトで有効 このチェックボックスを選択すると、使用可能なオプションが有効化されます。 • • • 無効 有効 On-Silent(オンサイレント) — デフォルトで有効に設定されます(シャ ーシイントルージョンが検出された場合)。 電源管理 AC Recovery 電力損失の後、AC 電源を回復した場合のシステムの対応を決定します。AC 回 復を次のように設定できます。 • • • Auto On Time Power Off(電源オフ)(デフォルト) 電源オン Last State(最後の状態) 自動的にコンピューターを立ち上げる時間を設定します。標準的な 12 時間形 式(時間/分/秒)で時間を決定します。時間と AM/PM フィールドに数値を入力 して、起動時間を変更します。次のオプションがあります: • • • Disable(無効)(デフォルト) Ever
メンテナンス SERR Messages SERR Message メカニズムを制御します。 Enable SERR Messages(SERR メッセージを有効化) — デフォルトで有効 POST Behavior(POST 動作) Fast Boot 一部の互換性手順をスキップすることにより起動プロセスを高速化します。 Enable Fast Boot(高速起動を有効化) — デフォルトで有効 Numlock LED コンピューターの起動時、Numlock 機能をオンにするかどうかを指定します。 Enable Numlock LED(NumLock LED の有効化) — デフォルトで有効 POST Hotkeys セットアップユーティリティまたはクイックブート機能を起動するにはキー ストロークシーケンスが必要である旨を通知するメッセージをサインオン画 面に表示させるかどうかを指定します。 F12 をオン = Boot menu(起動メニュー) — デフォルトで有効 Keyboard Errors システムの起動時に、キーボードに関連するエラーをレポートするかどうか を指定します。 En
デルへのお問い合わせ 49 デルへのお問い合わせ メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、 請求書、またはデルの製品カタログで連絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポート やサービスの提供状況は国や製品ごとに異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもござい ます。デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせい ただけます。 1. dell.com/support にアクセスします 2. サポートカテゴリを選択します。 3. ページの上部にある「国/地域の選択」ドロップダウンメニューで、お住まいの国または地域を確認しま す。 必要なサービスまたはサポートのリンクを選択します。 4.