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16 Dell Precision Workstation の RAID 構成 | 1.0
3.3.1 Legacy BIOS Configuration Utility – サポートなし
以前の世代の Broadcom MegaRAID SAS コントローラとは異なり、Legacy BIOS モードの設定ユーティリテ
ィ(Ctrl-C)は、現在はサポートされていません。Legacy BIOS モードで OS をインストールするには、こ
のドキュメントに示すように、UEFI モードに切り替えて UEFI-HII ユーティリティを使用して RAID ボリュ
ームを作成する必要があります。次に、モードを Legacy BIOS モードに戻して OS をインストールします。
UEFI モードで作成された RAID ボリュームは永続的で、Legacy BIOS でも使用できます。
注意: OS を UEFI モードでインストールすると、ドライブが GPT モードにパーティション分割されます。
OS をインストールした後にブートモードを Legacy に切り替えると、オペレーティングシステムは起動で
きなくなります。Legacy BIOS は OS が MBR パーティションにインストールされることを前提としている
ためです。ブートモードに対応する正しいパーティションを使用することを忘れないでください。
3.3.2 Profiles and NVMe support プロファイルと NVMe のサポート
Broadcom RAID コントローラーは SAS, SATA そして NVMe ドライブをサポートします。しかし、本資料作
成時点では SAS/SATA と NVMe の同時サポートはできません。 ドライブタイプのサポートは、カード用に
選択されたプロファイルによって設定されます。
例えば、
• プロファイル ID#10 はデフォルトで、SAS/SAS のみサポートします
• Profile ID#11 and ID#13 can support NVMe. プロファイル ID#11 と ID#13 は NVMe をサポートします
プロファイルを動的に切り替えることはできません。プロファイルの変更を行う度に、新しいプロファイル
を有効にするため、システムは再起動が必要です。